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サムスン電子、第1四半期の営業利益6兆円…MS、アマゾン、メタ上回る

登録:2026-05-02 06:36 修正:2026-05-02 08:22
ソウル瑞草区のサムスン電子瑞草本社前でサムスンの旗が風になびいている=チェ・ヒョンス記者//ハンギョレ新聞社

 サムスン電子が今年第1四半期、半導体部門で過去最大規模となる53兆7千億ウォン(約5兆7千億円)の営業利益を上げた。メモリ半導体がけん引した全体の営業利益は57兆ウォンに達し、米マイクロソフト(MS)、アマゾン、メタなどグローバル・ビッグテック(巨大技術企業)の営業利益を上回った。ビッグテック各社は今年も人工知能(AI)インフラに1000兆ウォン以上の投資資金を注ぎ込み、半導体の超好況をけん引する見通しだ。

 サムスン電子は30日、連結財務諸表基準で今年第1四半期(1〜3月)の営業利益が57兆2328億ウォンで、前年同期に比べ756.1%急増したと明らかにした。第1四半期の売上高は133兆8734億ウォン、当期純利益は47兆2253億ウォンで、前年同期に比べそれぞれ69.2%、474.3%増加した。第1四半期の売上高と営業利益はいずれも過去最大規模。これに先立ち、サムスン電子は7日に暫定業績を公開しており、同日に確定業績を発表した。

 サムスン電子が同日公開した事業部門別の詳細業績によると、第1四半期の半導体事業部の営業利益は53兆7000億ウォンで、1年前より約49倍に膨らんだ。全社の営業利益の93.8%が半導体部門から生まれたことになる。これは、AI投資ブームの余波により、サムスン電子が世界最大の生産能力を保有するDRAMとNANDフラッシュメモリの価格が、前四半期に比べて90%ほど急騰したためだ。第1四半期の半導体事業の営業利益率(売上高に対する営業利益の割合)は66%に達した。10万ウォンのメモリチップを売れば、6万6千ウォンが利益として残るという意味だ。半導体事業部内のシステム半導体(LSI)とファウンドリ(半導体受託生産)事業の赤字(1兆ウォン強、推定値)を考えると、メモリ事業だけに限定した場合、収益性はこれよりも高いと推定される。

 一方、半導体を除くサムスン電子のスマートフォン・家電などの完成品やディスプレイ、車載事業部の営業利益は、前年比で軒並み後退した。サムスン電子内部でも、半導体への「利益集中」現象が進んでいるのだ。

 サムスン電子メモリ部門のキム・ジェジュン副社長は、同日開かれた業績説明会で「今年の供給量はすでに完売状態」とし、「来年は需要に対する供給のギャップが今年よりもさらに深刻化するだろう」と述べた。AIによるメモリ供給不足および価格高騰が、今年を超えて来年まで続く可能性があるという見通しを示したのだ。サムスン電子は、今年のAIメモリ(HBM)の売上は前年比で3倍以上になると見込んでいる。特に、2月に量産出荷を開始した第6世代製品(HBM4)が、今年のAIメモリ販売量の半分を超えると予想した。

 サムスン電子の業績発表に先立ち、前日(現地時間)、AI投資ブームをけん引する米アルファベット(グーグルの親会社)、マイクロソフト(MS)、アマゾン、メタなども一斉に市場予想を上回る四半期売上高と利益を発表し、市場の懸念を一蹴した。これら4大ビッグテックは、今年のAIインフラ投資規模を昨年(4100億ドル、約608兆ウォン)より76.8%増の7250億ドル(約1075兆ウォン)に拡大する計画だ。

パク・チョンオ、ペ・ジヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1256704.html韓国語原文入力:2026-04-30 19:42
訳H.J

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