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米報道官「イランが敗北認めなければさらに強力な攻撃…地獄をもたらす準備」

登録:2026-03-26 08:24 修正:2026-03-26 09:02
ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官が25日(現地時間)、米国ワシントンのホワイトハウスで開かれた会見で取材陣の質問に答えている=ワシントン/EPA・聯合ニュース

 米ホワイトハウスは、イランとの終戦交渉は進行中だとしつつも、イランが軍事的敗北を認めない場合「これまでよりはるかに強力な攻撃を加える」と警告した。

 ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は25日(現地時間)の会見で、「交渉は続いており、生産的に進んでいる」と述べた。ただし、「具体的な交渉内容はきわめて敏感な事項」だとして、明言は避けた。

 レビット報道官は特に、「イランが現状を受け入れず、軍事的に敗北したことを理解できない場合、トランプ大統領は彼らがこれまで経験したものよりはるかに強力な攻撃を加えるだろう」と述べた。さらに「トランプ大統領はほらを吹く人ではなく、『地獄をもたらす準備』はできている」と述べ、イランに対し誤った判断をしないよう警告した。

 米国とイスラエルの対イラン軍事作戦が予想より早く成果を出している点も強調した。レビット報道官は「作戦開始25日目となる現在、主要目標の達成に非常に接近している」として、「当初は4~6週間を想定していた作戦日程より進んでいる」と主張した。また、「イランの弾道ミサイルとドローンの攻撃能力は初期に比べ約90%減少しており、140隻以上の艦艇を破壊し、第2次世界大戦後で最も短期間にイランの海軍戦力を壊滅的な水準にまで弱体化させた」と強調した。

 このような評価に基づき、ホワイトハウスは、イランが協議に入らざるを得ない状況だと判断している。レビット報道官は「イラン政権は自分たちが崩壊しつつあることを認識しており、そのため出口を模索している」と述べた。

 米国が最近、パキスタンなどの仲裁国を介してイランに伝えたと報じられた「15項目の提案」については「一部の内容は事実と異なる」とし、公式な確認は避けた。交渉は膠着状態にあるのかという質問には、「そうではない。対話は続いている」と強調した。ただし、対面会談の予定については「公式の発表までは確定しているものはない」として一線を画した。

 ホワイトハウスは、今回の軍事作戦が事実上、イランの政権構造に変化をもたらした点も強調した。「イランのこれまでの指導部は排除され、政権指導部に変化があった」として、「トランプ大統領は、米国により友好的で協力する意思があり、今後は『米国に死を』とは叫ばない指導者が出てくることを望んでいる」と述べた。ただし、新たなイラン指導部については「まだ判断するのは早い」とした。

 レビット報道官は、J・D・バンス副大統領がイランとの交渉でより積極的な役割を担うことになったとする報道については、「変化はない」と強調。「副大統領は常に大統領の中心的な国家安全保障チームの一員であり、すべての議論に参加してきた」と明らかにした。CNNはこの日、2人の米国政府当局者の話を引用し、バンス副大統領が参加するかたちで今週末、パキスタンで終戦の出口戦略を議論するための会議が調整されていると報じた。ただし当局者らは、日程や場所、参加者などはいずれも流動的だと明らかにした。

ワシントン/キム・ウォンチョル特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/1251144.html韓国語原文入力:2026-03-26 06:35
訳M.S

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