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韓国大統領府「無人機、北朝鮮を刺激する意図ない…調査結果を速やかに公開」

登録:2026-01-12 06:46 修正:2026-01-12 08:02
北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部報道官は10日、朝鮮中央通信を通じて、昨年9月と今月4日に韓国が侵入させた無人機を撃墜したと主張し、(韓国側が)その代償を払うことになるだろうと威嚇した。写真は北朝鮮が開城市長豊郡に墜落したと主張した韓国の無人機/聯合ニュース

 韓国大統領府は、無人機侵入疑惑について北朝鮮がもう一度具体的な説明を要求したことと関連し、「調査結果を速かに公開する」方針を表明した。

 大統領府国家安保室関係者は11日、「政府は北(朝鮮)側に対する挑発や刺激をする意図がないことをもう一度確認する」とし、「政府は今回の無人機問題について軍の1次調査に続き、軍と警察の合同調査を通じて真相を糾明し、結果を速かに公開する」と述べた。さらに「政府は南北間の緊張を緩和し、信頼を築いていくための実質的な措置と努力を続けていく」と語った。

 北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部報道官は前日に声明を発表し、昨年9月と今月4日に韓国側が無人機を送り、北朝鮮に侵入させたと主張した。

 これについて、韓国政府は直ちに、北朝鮮が主張する無人機は韓国政府が送ったものではないと否定し、関連捜査を指示した。合同参謀本部は、北朝鮮が飛行を把握したという昨年9月と今月4日に韓国側から軍事境界線を越えて北朝鮮に移動した無人機は確認されなかったと発表した。李在明(イ・ジェミョン)大統領も前日午後、「事実なら、朝鮮半島の平和と国家安保を脅かす重大犯罪だ。軍と警察の合同捜査チームを構成し、迅速かつ厳正に捜査せよ」と指示した。

 これに対し、北朝鮮のキム・ヨジョン朝鮮労働党中央委員会副部長は11日、北朝鮮官営「朝鮮中央通信」を通じて公開した談話文で、前日の韓国側の措置に対する反応を示した。キム副部長は「我々は今回の無人機侵入事件に対し、韓国国防部が10日、軍の作戦ではないと繰り返し強調し、民間領域で行われた可能性を徹底的に調査するという立場を表明したことに留意する」とし、「個人的には、韓国国防部が我々を挑発したり刺激する意図がないという公式立場を明らかにしたことについて、すくなくとも延命のためには賢明な選択だと評したい」と述べた。総参謀部報道官が前日に示した反応よりはやや和らいだ立場だ。キム副部長が使った「留意する」という言葉は、注意深く見守るという意味とみられる。

 キム副部長はその一方で、「韓国軍部が(無人機の北朝鮮への侵入は)自分たちの行為ではなく、我々を挑発したり刺激する意図はないという立場を表明したが、韓国領域からわが共和国の南部国境を侵犯した無人機の実体に対する具体的な説明は必ず必要だ」と述べた。

 北朝鮮は、今月4日に飛行してきした無人機は仁川市江華郡(インチョンシ・カンファグン)から離陸し、北朝鮮の開城市(ケソンシ)や黄海北道平山郡(ピョンサングン)などを飛行し、昨年9月に北朝鮮に入った無人機は京畿道坡州市(パジュシ)から離陸し、黄海北道平山郡、開城などを飛行したと主張している。

シン・ヒョンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/1239027.html韓国語原文入力: 2026-01-11 12:52
訳H.J

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