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韓国も火星探査を実現できるか…産官学が膝を突き合わせ議論

登録:2023-10-31 08:35 修正:2023-10-31 09:30
2023年1月、米国NASAの火星探査ロボット「パーシビアランス」が火星の表面での任務遂行中に送ってきた自撮りカメラの撮影写真=NASAのウェブサイトよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 韓国の火星探査の可能性と戦略について、産官学の専門家が集まり議論する場が設けられた。

 科学技術情報通信部は30日、大田(テジョン)にある韓国科学技術院(KAIST)の人工衛星研究所で、「大韓民国の火星探査の価値と戦略」をテーマとする第3回宇宙探査シンポジウムを開催したと明らかにした。

 今回のシンポジウムは、8月から宇宙探査の価値(8月)と月探査(9月)をテーマに、1カ月に1回テーマを変えて開かれている。この日は、火星探査の価値と研究開発推進戦略、火星軌道船と着陸船の開発方法を主な内容として開かれた。

 シンポジウムでは、KAISTのパン・ヒョチュン教授が「主要国の火星探査計画と目的、韓国の戦略」というテーマで発表し、韓国航空宇宙研究院のキム・ジュヒョン責任研究員が「火星探査任務の設計の方向」をテーマに、科学任務の目標設定の重要性を説明した。

 主な宇宙探査の先導国は、様々な火星探査任務を企画し推進している。米国は1960年代の「マリナー」計画を皮切りに、2020年の「パーシビアランス」など、火星探査任務の遂行を続けてきた。最近では、「アルテミス」計画で月に人類の拠点を設けた後、そこを基地として火星有人探査を行うという「ムーン・トゥ・マーズ」(Moon To Mars)計画を推進している。中国とアラブ首長国連邦(UAE)は2020年7月にともに火星探査船を打ち上げ、日本は来年の打ち上げを目標に火星の衛星「フォボス」の探査任務を準備中だ。

 科学技術部のチョ・ソンハク巨大公共研究政策官は「月の探査経験をもとに、韓国の深宇宙探査能力を向上させる一方、世界の国々と協力して火星探査を推進できるよう準備していく」と明らかにした。

パク・キヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/science/science_general/1114179.html韓国語原文入力:2023-10-30 15:58
訳M.S

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