本文に移動

与党政治家「擁護していた保守メディアですら批判…尹政権のレームダックが始まった」

登録:2023-10-18 00:36 修正:2023-10-18 07:56
国民の力のユ・スンミン前議員=共同取材写真//ハンギョレ新聞社

 与党「国民の力」のユ・スンミン前議員が「12月ごろに党を離れるか残るかを選択する」と述べた。同氏は新党結成の可能性も否定していない。

 ユ氏は17日、CBSラジオの番組「キム・ヒョンジョンのニュースショー」で、「パク・チウォン前国家情報院長が、ユ前議員とイ・ジュンソク元代表が来年初めごろに中道新党を結成すると予言している。そうなのか」と問われ、「何も決まっていない」としつつも、「12月まで私は党の変化刷新のために自分の役割を果たし、言うべきことはすべて言うつもりだ。そして12月ごろに離れるのか残るのか。離れるということ、新党を作るということ、これは常に可能性のある選択であり、最後の手段だ」と述べた。

 ユ氏は、「予測するに、12月になって通常国会が終わり、本格的に総選挙を約4カ月後に控えた時点になれば、(党と大統領の関係の)問題はまた出てくる。キム・ギヒョン代表体制で総選挙が戦えるのか。だから(代表は)替わるべき時は替わらなければならない。その方がキム代表本人にとっても良いはず」とし、「12月になれば大きな変化があると考えている。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領もこのままではいけないということを結局は感じることになるだろう」と述べた。また「党が(龍山の大統領室から)ひとり立ちする決心をしなければならない」と述べた。そして「中・首・青が重要だ。中道層、首都圏、青年層の心がつかめなければ選挙で勝てない」、「国民の力は絶対に極右政党になってはならない」と付け加えた。

 ユ氏は、尹大統領が与党に「落ち着いた賢明な変化」を求めたことについては、「大統領はこれまで一度も責任を取っていない。今回もやはり隠れていて責任を取らない」、「朝中東(朝鮮日報、中央日報、東亜日報)のような保守メディアも批判している。朝中東が批判するということは、尹錫悦政権のレームダックが始まったということだ。よほどのことがない限り、尹大統領のやることをすべて擁護するのが朝中東ではなかったか」と述べた。

ソン・ヒョンス記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/1112398.html韓国語原文入力:2023-10-17 10:28
訳D.K

関連記事