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[フォト]世界人権デーを控えた水曜デモ…「被害者に名誉と人権を」

登録:2022-12-08 03:00 修正:2022-12-08 09:31
「第1573回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ」が7日午後、ソウル鍾路区の旧日本大使館近くで行われ、参加者たちが被害者の名誉回復や日本政府の公式謝罪などを求めている=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 「第1573回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ」が7日午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧日本大使館近くで行われた。1992年1月にはじまり、30年以上続いてきた水曜デモは、歴史の歪曲・否定、被害者に対する侮辱、少数者・弱者に対する嫌悪や差別助長が横行する中でも粘り強く行われている。

 劇団「コレ(クジラ)」の主管で行われたこの日の定期水曜デモに参加し、連帯発言を行った5月民主女性会のユン・チョンジャ会長は、連帯と応援の意を込めて手作りしたプレゼントをデモ参加者に配った。笑顔の下に「正義感をもって生きよう」「真実の力で、時代の光で」と記された壁掛けだ。冷たい風が吹く中、最後までその場を守った参加者たちは日本政府に対し、歴史歪曲をやめること、戦争犯罪を認めること、公式謝罪、法的賠償などを求めてスローガンを叫んだ。

 10日は世界人権デーだ。定期水曜デモの参加者たちは「日本軍性奴隷制問題の正しい解決を勝ち取り、人権と平和と連帯を守っていくために抵抗を続ける」と誓った。

 現場の様子を写真に収めた。

第1573回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモの参加者が、被害者の名誉回復や日本政府の公式謝罪などを求めている=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社
正義記憶連帯のイ・ナヨン理事長が7日午後、ソウル鍾路区の旧日本大使館付近で行われた「第1573回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ」で週間報告を行っている=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社
第1573回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモの参加者たちが7日午後、ソウル鍾路区の旧日本大使館付近で、被害者の名誉回復や日本政府の公式謝罪などを求めるスローガンを叫んでいる=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社
連帯発言を行った5月民主女性会のユン・チョンジャ会長(左)が、正義記憶連帯のイ・ナヨン理事長にプレゼントを手渡している=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社
第1573回定期水曜デモの参加者たちが7日午後、ソウル鍾路区の旧日本大使館近くで、連帯発言を行った5月民主女性会のユン・チョンジャ会長が配った連帯のプレゼントを手にしている=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社
キム・ジョンヒョ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1070586.html韓国語原文入力:2022-12-07 14:08
訳D.K

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