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韓国野党第1党の新代表にイ・ジェミョン氏…大統領選落選から5カ月

登録:2022-08-29 05:26 修正:2022-08-29 07:22
共に民主党のイ・ジェミョン党代表候補が今月28日、ソウル松坡区オリンピック公園体操競技場で開かれた第5回民主党定期全国代議員大会で、政見発表の前に挨拶している=共同取材写真//ハンギョレ新聞社

 野党第1党の「共に民主党」の新任党代表にイ・ジェミョン議員が選出された。3月の大統領選挙で敗北して以来5カ月目にして169議席の最大野党の顔として前面に出た。イ代表は、親イ・ジェミョン派(親ミョン)と非イ・ジェミョン派(非ミョン)に分かれた党を一つに束ねて刷新し、2024年の総選挙を勝利に導かなければならない課題を抱えることになった。 大庄洞(テジャンドン)疑惑捜査など各種の「司法リスク」もイ代表の前に置かれた課題だ。

 イ代表は28日、ソウルのオリンピック公園体操競技場で開かれた民主党全国代議員大会で、最終合算得票率77.77%を記録し、パク・ヨンジン議員(22.23%)を大きく上回り、1位となった。 民主党は権利党員投票(40%)▽代議員投票(30%)▽一般国民世論調査(25%)▽一般党員世論調査(5%)の結果を合算して党代表を選出した。イ代表の最終得票率は民主党系列の大統領選挙・党代表選挙史上最高記録だ。民主党の党代表の任期は2年で、イ代表は1年7カ月後に行われる第22代総選挙で陣頭指揮をとる。

 イ代表は受諾演説で「再び政権に就くための土台を構築するという重大な任務に失敗すれば、私、イ・ジェミョンの時代的使命も終わるという死即生の覚悟で臨む」とし、「身を砕き、骨を削る覚悟で、完全に新しい民主党作りに全身全霊で取り組む」と述べた。

 イ代表とともに指導部を率いる最高委員には、チョン・チョンレ(25.2%)、コ・ミンジョン(19.33%)、パク・チャンデ(14.2%)、ソ・ヨンギョ(14.19%)、チャン・ギョンテ(12.39%)議員が選出された。親文在寅(ムン・ジェイン)派のコ議員を除いた残りの4人は、「親ミョン派」に分類される。

 イ代表は就任後初めての日程として29日、慶尚南道梁山(ヤンサン)の平山(ピョンサン)村を訪れ、文在寅前大統領を表敬訪問する予定だ。党内統合を強調しようとする動きとみられる。

シム・ウサム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1056533.html 韓国語記事入力: 2022-08-28 21:59
訳H.J

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