韓国で新型コロナウイルス感染症の感染者数が増加傾向を見せている中、1日午後9時までの間に全国で1万人を超える新規感染者が発生した。同時間帯の中間集計で新規感染者数が1万人を超えたのは、6月8日(1万1411人)以来23日ぶり。
ソウル市など地方自治体によると、同日0時から午後9時までに全国17市道で新型コロナの陽性判定を受けた人は1万202人。聯合ニュースが報じた。これは前日の同時間帯の集計値(8984人)より1218人多い。
首都圏で6004人(58.9%)、非首都圏で4198人(41.1%)が発生した。地域別ではソウル2778人、京畿道2715人、慶尚南道576人、仁川(インチョン)511人、慶尚北道504人、忠清南道385人、江原道313人、大邱(テグ)311人、蔚山(ウルサン)311人、釜山(プサン)298人、大田(テジョン)274人、全羅北道274人、忠清北道265人、全羅南道243人、済州道201人、光州(クァンジュ)164人、世宗(セジョン)79人。集計を締め切る午前0時の3時間前であるため、2日に発表される新規感染者数はこれより増え、1万人台前半になるものとみられる。
新型コロナ感染症の新規感染者数は、先週後半に減少が止まり、今週は増加に転じた。この1週間の新規感染者数(0時基準)は、6787人(25日)→6239人(26日)→3423人(27日)→9894人(28日)→1万463人(29日)→9595人(30日)→9528人(31日)で、一日平均では7990人で、1週間前(6月18~24日)の7060人より930人多かった。