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"イ・サンドク議員補佐官、イ・ククチョルから7億ウォン受け取る"

登録:2011-12-09 10:08

原文入力:2011/12/09 08:24(951字)
キム・テギュ記者


検察、パク氏逮捕…SLS救命ロビー‘終着駅’調査


  イ・サンドク ハンナラ党議員(写真 訳注:李相得,1935年生, 李明博大統領の実兄,ハンナラ党国会議員)の補佐官パク・某氏がイ・ククチョル(49・拘束起訴)SLSグループ会長から7億ウォンを受け取った容疑で8日電撃逮捕された。 パク補佐官逮捕で今回の捜査がイ議員にまで連結されるかが注目される。

  SLSグループ救命ロビー疑惑を捜査中のソウル中央地検特捜3部(部長 シム・ジェドン)は8日午前、パク補佐官を京畿(キョンギ)富川(プチョン)の自宅で逮捕した。 検察はパク補佐官の金品授受事実を確認した直後、逃走と証拠隠滅の恐れがあると判断し、裁判所から逮捕令状の発行を受けた。司正当局関係者は「イ会長が会社を助けてくれとしパク補佐官に渡したお金は7億ウォン」とし「パク補佐官の拘束令状請求が避けられない」と話した。検察は早ければ9日にも特定犯罪加重処罰法の斡旋収賄容疑でパク補佐官の拘束令状を請求する計画だ。


  検察はイ会長との救命ロビー通路として知られたムン・某(42)テヨンロジックス代表、パク補佐官周辺を広範囲に口座追跡し関連者らを調査した結果、イ会長から巨額の資金がパク補佐官に渡っていた事実を確認した。


  パク補佐官に資金を渡した事実が確認されたことにより捜査の焦点はイ会長の救命ロビーの終着駅がどこかに集中している。イ会長が会社の経営権を失うことになった絶体絶命の時期に巨額を‘ベッティング’したということは、パク補佐官でなくイ議員を念頭に置いたものである可能性が高いためだ。 検察は逮捕されたパク補佐官を相手どりイ会長の請託を実行するためにどのように動いたのか、その過程でイ議員の影響力が行使されたかを集中的に追及している。 これと関連してイ議員側は「パク補佐官が逮捕された事実にイ議員が途方もない衝撃を受けた」としつつ「イ議員が状況を見守っている」と話した。


キム・テギュ、ソン・ヨンチョル記者 dokbul@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/509362.html 訳J.S