本文に移動

韓国でも販売中の日本産 粉ミルクから‘セシウム’検出

登録:2011-12-07 11:05

原文入力:2011/12/06 22:20(800字)
チョン・ナムグ記者


‘明治ステップ’乳児用850g缶入り
国内オンラインモールを通じて輸入流通


  日本最大の食品会社である明治が製造・販売する粉ミルクから放射性セシウムが検出され、会社が40万缶を無償交換方式で回収することにした。去る3月に起きた福島原子力発電所事故以後、日本産粉ミルクからセシウムが検出されたことは初めてだ。この製品は韓国でも販売されている。
6日、日本マスコミの報道によれば、現在販売中の‘明治ステップ’から1㎏当たり21.5~30.8ベクレルの放射性セシウムが検出されたと明らかにした。 セシウムが検出された粉ミルクは生後9ヶ月以上の乳児用として販売されている850g缶入り製品(写真)だ。原乳は3月11日福島原子力発電所事故が起きる以前の北海道で生産したものだ。

  明治は「3月14~20日の間、外気を使って熱風を当て原油を乾燥させる作業を行った際に大気中に含まれていたセシウムが粉ミルクに混入された可能性が高い」と説明した。明治はセシウムが検出された製品は流通期限が来年10月4日と21~24日の製品だとし、消費者を安心させるために流通期限が来年10月3~6日に満了する製品と10月21~24日に満了する製品全量を無償交換すると明らかにした。 粉ミルクから検出されたセシウムの量は日本政府が定めた暫定基準値(1㎏当たり200ベクレル)よりは大きく下回っており、流通させても法的問題はない。明治ステップ粉ミルクは韓国のオンラインショッピングモールでも直輸入され販売されている。 東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/508942.html 訳J.S