原文入力:2011/12/06 21:16(932字)
クォン・ヒョクチョル記者
ソウル市庁前ソウル広場の使用が許可制から名実共に申告制に変わる。ソウル市議会が広場使用を申告制に切り替えた‘ソウル広場の使用および管理に関する改正条例’を昨年公布したが、オ・セフン前ソウル市長がこれに反対し最高裁に提訴したがパク・ウォンスン ソウル市長が取り下げることにしたためだ。
パク市長とホ・グァンテ ソウル市議会議長は6日、ソウル市庁西小門(ソソムン)別館ブリーフィング室で‘疎通・和合の市政’宣言式を開き「ソウル市と市議会はこの間の対立と葛藤過程で市が再議を要求したり最高裁に提訴した条例に対して相互合意し早期に処理することにした」と明らかにした。
ソウル市は先ずオ前市長の時に最高裁に出したソウル広場条例改正案の再議決無効確認訴訟とソウル市議会に出した‘行政事務の民間委託に関する条例’改正案の再議決要求を撤回することにした。
これによりソウル広場の使用申告が入ってくれば原則的に受け入れるものの、集会が広場の使用目的に合わなかったり暴力などの恐れがある場合、広場運営市民委員会の意見を聞き内容を変更できるように変わり、ソウル広場の使用が名実共に申告制で運営される。市は10・26補欠選挙でパク市長が当選するやソウル広場の使用を既存の許可制を維持しながら事実上は申告制で運営してきた。
昨年6・2地方選挙で民主党が多数を占めたソウル市議会は8月13日、ソウル広場使用を選別的許可制から申告制に変える条例改正案を議決した。しかしオ前市長は9月6日‘公園など公共財産の使用は許可制を原則とする上位法に反する’として市議会に差し戻し、市議会は9月10日に条例改正案を再議決した。ソウル市が公布を拒否するや9月27日ホ・グァンテ市議会議長が職権で条例を公布し、これに対しオ前市長は昨年9月30日最高裁に再議決無効確認訴訟を起こした。
クォン・ヒョクチョル記者 nura＠hani.co.kr
原文: 訳J.S