本文に移動

子息名義 内谷洞(ネゴクトン)私邸 イ大統領が契約‘承認’

登録:2011-11-20 08:41

原文入力:2011/11/18 22:06(1517字)
イ・テヒ記者


キム・インジョン前警護処長‘新東亜’インタビューで明かす
"閣下個人の金で投資…直接訪問して契約OK"


←李明博大統領が退任後に暮らすために子息名義で購入した瑞草区(ソチョグ)、内谷洞の土地。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr


李明博大統領が国家予算投入と不動産実名制違反論難をかもしたソウル、瑞草区、内谷洞私邸用地購入を‘承認’と‘報告’を受けるなど主導的に決めたという点をキム・インジョン前大統領府警護処長が明らかにした。キム前処長は内谷洞敷地買い入れ当時、これを主管した警護処長を受け持っており、先月これに関する責任を負って辞任した。

キム前処長は18日に発売された<新東亜>12月号インタビューでイ大統領が契約前に内谷洞の土地を訪問したことがあるかとの質問に、「訪問してOKしたから買ったのであり、そうでなければ…」と話した。キム前処長は当時の状況を尋ねる質問に対して、イ大統領が「契約前に訪問した」として「(内谷洞敷地契約はイ大統領の)承認が出たから契約した」と説明した。彼は続けて「(大統領の)金を投資するのに私が自由にやれますか。全て報告を差し上げましたよ」と話した。彼は‘検討して推進するのにどの程度かかったか’という問いに、「ほとんど1年かかった」と答えた。


キム前処長のこういう発言はイ大統領が内谷洞土地取り引き過程を‘承認’と‘公告’を受けていたという証言なので多くの論難を産んだ内谷洞土地買い入れ過程にイ大統領が知らされていたよりはるかに深々と介入していたという点を示している。


キム前処長はまた「(内谷洞)私邸(買い入れ)は閣下個人のお金ですることなので総務首席(キム・ペクチュン総務秘書官)が知る必要もないだろう」と話した。今まで政界ではキム・ペクチュン総務秘書官が敷地買い入れを実務的に主導したと目星をつけてきた。敷地買い入れ資金が‘閣下個人のお金’という部分もイ大統領の子息イ・シヒョン氏が金融圏と親戚から借りたお金で用意したという大統領府の説明と差がある。


キム前処長はシヒョン氏名義で借名取引をすることになったことに対して「大統領が一般国民と土地取引をすることはできなくないか」として「保安のために私が(シヒョン氏名義で買おうと)大統領に建議した」と話した。彼は江南区(カンナムグ)、ノンヒョン洞にイ大統領の家がある状況で、内谷洞にまた土地を買ったといえば1世帯2住宅の状況になり論争の種になると考えてそのように建議したと説明した。これはイ大統領が子息名義で買おうというキム前処長の建議を受け入れたという意味なので、イ大統領の不動産実名制法違反の可能性をより一層濃厚にする。


しかしキム前処長は警護処の土地を高く買う代わりにシヒョン氏の持分を安値で買いとれるようにする過程で、国家予算がシヒョン氏の土地を買うために投入されたという疑惑に対しては「話にもならない」として「私たちが高く買ったことは絶対にない」と強力に否認した。彼は「過ちはなかったが国民感情上、民主党が攻勢をかけたので退いたまで」と話した。


これと関連して大統領府高位関係者は「今まで大統領府が説明してきた内容とキム・インジョン前警護処長の発言に食い違いはない」と話した。 イ・テヒ記者 hermes@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/506198.html 訳J.S