原文入力:2011/11/11 22:03(752字)
キム・ミンギョン記者
イ・テジン国史編纂委員長説明
"執筆基準 再告示はしない"
←イ・テジン国史編纂委員会委員長.
歴史教科書検定権限を持つ国史編纂委員会のイ・テジン委員長が11日 「新しい中学校歴史教科書執筆基準には言及しなかったが、‘5・18民主化運動’と‘親日派清算努力’等を叙述しない教科書は検定を通過しにくいだろう」と明らかにした。去る8日に確定した‘2009改正教育課程’にともなう中学校歴史教科書執筆基準からこれらの内容が削除されたことに対し批判が相次ぐや一歩後退したわけだ。
イ委員長はこの日午後、教育科学技術部記者室で記者会見を行い「執筆者の自律性を尊重するために執筆基準を‘概要化(要約)’する過程で細かい話が抜けた」 として「4・19民主革命、5・16軍事政変、5・18民主化運動、6月民主抗争など国家次元で事件の名称が公式に規定されたものは教科書に必ず入れなければならない」と話した。
イ委員長は執筆基準から一緒に削除された‘親日派清算努力’についても「歴史教科書に‘親日派清算努力’に対する歴史的事実が含まれなければならず、もれた時は検定通過が難しいと見る」と話した。
しかし、イ委員長は教科書に必ず入れなければならないと明らかにした部分を執筆基準に再び含ませるつもりはないかとの質問に「執筆基準の再告示はしないだろう」と明らかにした。チン・ミョンソン、キム・ミンギョン記者 torani@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/505143.html 訳J.S