原文入力:2011/11/04 21:05(1311字)
イ・ジェフン記者、クォン・ヒョクチョル記者
‘教科部長官 腹心’イ・デヨン ソウル教育長代行 赴任後…来年負担率 50%→30%
"パク・ウォンスン市長 圧迫 意図"
イ代行 "真意誤って伝わった"
ソウル地域の学校親環境無償給食が今年は小学校全学年で行い、来年には中学校1学年まで拡大する予定の中で、ソウル市教育庁が来年度無償給食全体予算2850億ウォンの内50%を負担するという当初の計画を突然変え、30%だけを出す方案を推進していることが明らかになった。教育科学技術部が先月28日に任命したイ・デヨン ソウル市教育長権限代行(副教育長)を前面に出し、パク・ウォンスン ソウル市長就任で拡大する予定だった無償給食政策に対して‘足をひっぱって’いるのではないかという批判が出てきている。
市教育庁関係者は4日<ハンギョレ>との通話で「先週序盤までは2850億ウォンの50%水準の1425億ウォン程度を市教育庁が負担する側で無償給食予算を策定しておきソウル市と交渉していこうという雰囲気だったが、今週初めから突然‘30%だけ負担しソウル市に50%を負担させる戦略で行かなければならない’という意見が出てき始めた」と話した。彼は「事実上、パク市長を圧迫し中学校1学年への無償給食拡大をはばもうという意図と見える」と付け加えた。
今年のソウル市小学校無償給食予算は市教育庁が全体2143億ウォンの54.2%にあたる1162億ウォン、各区庁が13.3%ほどの286億ウォン、ソウル市が32.4%ほどの695億ウォンを負担する方式で編成された。 だが、オ・セフン前ソウル市長が予算支援を拒否し去る8月に住民投票が実施され、投票率未達で開票ができずに終わりオ前市長が辞退し、先月26日の補欠選挙を通じてパク市長が当選した。このために市教育庁は当初来年度予算を組みながら小学校全学年と中学校1学年の無償給食予算2850億ウォンの内半分にあたる1425億ウォン程度を負担する計画を組んでおいて、残りの50%はソウル市、25区庁と負担比率を協議した後に来週初めにソウル市議会に予算案を提出する予定だった。
ソウル市は当惑するという反応だ。イ・チャンハク ソウル市教育協力局長は「昨年から1年越しで‘市教育庁50%、市庁30%、区庁20%’という合意を前提に議論してきた」として「市教育庁は財政状況が苦しいと言っても、地方自治体事情も同じこと」と話した。これに対してイ権限代行は「中学校1学年無償給食予算だけソウル市がもう少し支援して欲しいという話はあったが、全体的な予算を減らすことはない」とし「実務者ラインから間違って伝えらたかもしれないが、論難になっている一部政策を除いてはクァク・ノヒョン教育長の政策をそのまま推進する」と釈明した。 イ・ジェフン、クォン・ヒョクチョル記者 nang@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/504089.html 訳J.S