原文入力:2011/10/20 23:03(2519字)
ナ "安保思想が透徹していなければならないが責任なき勢力では"
オム・ジウォン記者、カン・チャングァン記者、ソンチェ・ギョンファ記者
パク・ウォンスン、攻撃先鋒に立ち住居など市民福祉基準発表
民主労総・全農など進歩陣営 選対委全面参加宣言
パク・ウォンスン ソウル市長野党圏単一候補が20日、競争者のナ・ギョンウォン ハンナラ党候補だけでなく李明博大統領とホン・ジュンピョ ハンナラ党代表などに向けて正面から直接攻撃の先鋒に立った。
パク候補はこの日<平和放送>ラジオ インタビューで自身に対して攻勢を浴びせているホン・ジュンピョ代表を狙い「執権与党の代表として責任ある発言をせよ」と鋭く言い放った。チョン・モンジュン前代表に対しても「私が金大中政府と内通していたというがその証拠を出せ。でなければ明白な黒色扇動だ」と警告した。イ大統領の内谷洞(ネゴクトン)私邸に対しても「玉虫色でやり過ごすことはできない。責任を負うべき人が責任をとらねばならない」とした。
パク候補は伝統的民主党支持層に対する‘求愛’にも力を注いだ。去る16日、湖南(ホナム)郷友会体育大会に参加したのに続き、この日も安国洞(アングクトン)希望キャンプでパク・チウォン民主党議員と湖南郷友会役員陣150人余りに会い支持を約束された。パク候補は続けて仁寺洞で小説家コン・ジヨン、俳優キム・ヨジン、ユ・ホンジュン前文化財庁長など選対委メント団と初会合を持ち、SNS戦略など選挙支援方式を議論した。18人の文化・知識人で構成されたメント団は21日からキャンプで‘1日スポークスマン’活動をすると同時にツイッターを通じて投票参加を促すことと候補支持発言を継続することにした。
政策広報の手綱もゆるめなかった。パク候補はこの日、希望キャンプでソウル市民は誰もが享受しなければならない福祉と生活の質の基準である‘市民福祉基準(ソウル スタンダード2012-2018)’を発表し、住居・所得保障・教育・保育・医療など5大生活領域の政策目標と細部基準を提示した。
民主労働党と民主労総、全国農民総連盟など進歩陣営は国会で記者会見を行いパク候補選対委に全面参加することを宣言し支援を誓った。
オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr
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ナ・ギョンウォン、理念攻勢に出て
ソウル郊外 高度制限緩和など開発活性化政策出す
パク 外国滞留経費の出処 要求も
ナ・ギョンウォン ハンナラ党ソウル市長候補は20日、一部地域の高度制限などの規制を緩和し開発を誘導するという政策を出した。 去る3日、江南(カンナム)・江北(カンブク)格差解消方案として非江南圏の再建築年限を緩和すると発表した政策と同じ脈絡だ。
ナ候補はこの日午前、江北区(カンブック)、水踰洞(スユドン)遊説現場で開かれた‘ソウル均衡発展政策懇談会’で、15番目の政策公約として「ソウル郊外地域の高度制限を緩和し商業地域を拡大し江南・江北の共生発展を導く」と明らかにした。 ナ候補は特に北漢山(プッカンサン)、道峰山(トボンサン)、南山(ナムサン)周辺などで都市景観保護のために階数と高さを重複規制しているものを高さ規制だけを適用する方案を講じると説明した。階数制限を廃止することにより最高高度地区内で最高2階までさらに建築できるようにし、この間有効所帯数を確保できずに開発が遅滞していた事業を再開できるようにするということだ。
ナ候補はまた、上渓(サンゲ)・倉洞(チャンドン)・仏光(プルクァン)・舎堂(サダン)・千戸(チョンホ)・上岩(サンアム)・大林(テリム)・新道林(シンドリム)・忘憂(マンウ)・良才(ヤンジェ)・麻谷(マゴク)地域を10大地域拠点として育成し江南や市内のように発展させると明らかにした。 この地域に商業地域を拡大する高密度複合開発を推進し、複合乗り換えセンターを設置し接近性を高めるということだ。
ナ候補はパク・ウォンスン野党圏単一候補の安保思想などを狙った攻勢も継続した。この日ソウル市報勲団体会長団懇談会で、「ソウル市長は国家観・安保思想が透徹していなければならない」として「責任のない勢力が果たして市政を掌握した時にどうなるのか本当に心配だ」と話した。
キム・ギヒョン ハンナラ党スポークスマンは1998年から昨年3月まで計13回にわたるパク候補の海外滞留現況を公開し経費の出処に対する解明を要求した。キム スポークスマンは「滞留期間が7日から6ヶ月まで多様だが、大部分が生活費の高い地域であるだけに滞在費用も少なくとも2億~3億ウォンにはなっただろう」とし「収益の大部分を寄付して少ない月給でギリギリの生活をしてきたというのに、海外滞留経費はどこから調達し月1500万ウォン程度の生活費は誰が協賛したのか」と問い詰めた。ソン・チェギョンファ記者 khsong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/501785.html 訳J.S