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ユン・ソギュン氏 "親日の祖父に代って謝罪"

登録:2011-10-19 10:59

原文入力:2011/10/18 20:09(864字)
キム・ギョンエ記者


日帝時の郡守 ユン・スビョン氏の孫、民族問題研究所ホームページに謝罪文


 「歴史を正しく立て直すためにレンガ一つを積む心情から我が家の真実を謝罪する気持ちで世の中に告げるものです。」日帝強制占領期間の高位官僚経歴で民族問題研究所が発刊した<親日人名辞典>に名前が上がった祖父の代わりに孫が謝罪の意向を明らかにした。

京畿道(キョンギド)に住むユン・ソギュン氏は先月初め、民族問題研究所のホームページに非公開で‘私は親日派の孫です。歴史と民族の前に謝罪します’という題名の文(写真)を上げた。彼は日帝強制占領期間初盤に郡守を務めた祖父(ユン・スビョン)の親日行為に対し子孫として感じる複雑な心境と申し訳ない心を率直に表現した。


 「民族問題研究所が‘親日人名辞典’を作ったという記事を読み、ひょっとして祖父も日帝初期に郡守を務めたために名簿にあるのではないかと思い図書館に走って行き探してみた」という彼は「解放後の反民特委を通じて親日派を清算しなかったことが歴史の致命的弱点だと考えたし、親日派とその子孫は贅沢三昧して独立活動家の子孫は苦労しながら生きているという記事を見る度に憤慨していたが、自分が親日派の子孫という事実をその時に知ることになった」と吐露した。


1953年に亡くなったユン・スビョンは官費留学生として日本に留学した後、大韓帝国農商工部官吏として官僚生活を開始、韓日合併以後は忠清道(チュンチョンド)と全羅道(チョルラド)などで郡守を務め1926年に退職した。民族問題研究所パン・ハクチン事務局長は「今月初め、ユン氏に直接会い全文掲載の許諾を受け最近 文を公開に切り替えた」として「勇気ある決断に深い敬意を表わす」と話した。 キム・ギョンエ記者


原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/501319.html 訳J.S