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検察「10億授受」申載旻元次官調査

登録:2011-10-10 07:30

原文入力:2011/10/09 19:50(974字)
ノ・ヒョンウン記者

調査対象者として出頭…代価性否認
「悔しいが、頭あげるのが恥ずかしい」

←李国哲SLSグループ会長(49)から10年間で約10億ウォンの金品を提供されたという容疑に関する調査を受けるため9日、ソウル瑞草洞のソウル中央地検に出頭した申載旻元文化体育観光部次官が、取材陣の質問を受けている。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

申載旻(シン・ジェミン)元文化体育観光部次官(53)が李国哲(イ・グクチョル)SLSグループ会長(49)から10年間で約10億の金品を提供されたという容疑に関して9日、検察に召還され調査を受けた。検察は申元次官が調査対象者身分として召還されたと明らかにした。

ソウル中央地検特捜3部(部長 シム・ジェドン(沈載敦))はこの日午前10時、検察に出てきた申元次官を相手に夜遅くまで、李会長に現金と商品券・車両・法人カードなどを実際に提供されたのか、金品授受の代価として請託を受けた事実はないのかなどを問い質した。

検察は申元次官が2007年の大統領選挙当時、李明博ハンナラ党候補の支持集会である安国フォーラムのメンバーとして活動した時と、2008年以後、次官任期中に受けた金品と法人カードなどに代価性があると見ている。検察は申元次官の召還に先立ち7日、李会長の自宅と事務室など10ヶ所ほどを家宅捜索して、李会長の暴露内容を後押しする証拠資料を確保したことがある。この日の召還調査で、李会長が明らかにした現政界の実力者に対する金品・供応提供の捜査が急流に進むと予想される。

申元次官はこの日、自身のフェイスブックにコメントを載せて、「非常に悔しいことだが、同時に頭を上げにくいほど恥ずかしい」として「罪になるのなら甘受して、道徳的に間違っているとすれば、喜んで批判を受け入れる」と心境を明らかにした。

しかし彼は「公人なので(かえって)助けることができない私のことを、(李会長が)つれないと思ったのかもしれない」としながら、代価関係を否認した。

ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr
原文:https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/499924.html 訳 M.S