原文入力:2011/10/04 20:45 | 原文修正:2011/10/04 20:46(671字)
キム・テギュ記者
申告報奨金「最大1億→5億」…スパイ船は7億5千万ウォンへ
最大1億ウォンだったスパイ申告(通報)報奨金が5億ウォンへと5倍引き上げられる。16年ぶりに行われる報奨金引き上げの理由を政府は、「国民の安保意識と申告意欲を高めるため」と説明した。
法務部は4日、このような内容を盛り込んだ「国家保安有功者賞金支給などに関する規定(大統領令)」改正案が閣議を通過したと明らかにした。改正された規定によると、スパイ用船舶申告報奨金は、最大1億5千万ウォンから7億5千万ウォンへと大きく跳ね上がり、「漁労作業従事者」に限定した支給対象制限もなくした。スパイ関連押収物に対する補償の役割がある補償金の上限ラインも、現行の5百万ウォンから3千万ウォンへと引き上げられた。
法務部は、「1995年以後の物価変動などを反映して、選挙犯罪申告者報奨金など他の報奨金制度とバランスを取った」と明らかにした。現行の選挙犯罪申告者報奨金は最大5億ウォン、腐敗・不正申告者補償金は還収金を前提に最大20億ウォン、公正取引法の不当な共同行為申告報奨金は、課徴金を前提に最大10億ウォンだ。
国家情報院もかなり以前から「金額の現実化が必要だ」として、報奨金の大幅引き上げを主張してきた。
キム・テギュ記者 dokbul@hani.co.kr
原文:https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/499262.html 訳 M.S