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相次ぐ性的暴行で…駐韓米軍1ヶ月間「夜間外出禁止」

登録:2011-10-08 19:49
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/499814.html原文入力:2011/10/07 20:52 | 原文修正:2011/10/07 23:08(1217字)
イ・スニョク記者、イ・スンジュン記者

平日深夜12時~明け方5時、週末・公休日明け方3~5時適用
麻浦でも10代性的暴行調査…東豆川米軍人拘束起訴

最近相次いだ米軍兵士の10代少女性的暴行事件に関連して、駐韓米軍司令部が7日、所属将兵に1ヶ月間の夜間外出禁止措置を下した。

駐韓米軍司令部はこの日、「ジェイムズ・サーマン司令官が、司令部の持続的な準備態勢任務を確実にして、現在の作戦環境を評価するために、30日間、司令部全域に夜間外出禁止措置を下した」と明らかにした。 外出禁止期間は来月6日までであり、平日には深夜12時~明け方5時、週末と公休日は明け方3~5時の間に部隊外への外出が制限される。 ただし、米大使館所属将兵は、外出禁止対象から除かれる。

このような措置は、京畿道東豆川市に続き、ソウルでも駐韓米軍人が10代女子高生を性的暴行した容疑で物議を引き起こしたのによるものと分析される。これに先立ち議政府地方検察庁は6日、性的暴行犯罪の処罰などに関する特例法の強盗強姦容疑で、駐韓米軍第2師団K二等兵(21)を、事件発生12日ぶりに拘束起訴した。

ソウル麻浦警察署は、女子高生が1人で暮らすコシテル[訳注:考試とホテルの合成語。トイレとシャワーが個室に備え付けられている考試院に似た宿泊施設]に入り性的暴行してノートブックを盗んだ容疑(性暴行犯罪の処罰などに関する特例法の住居侵入強姦など)で、米第8軍第1通信旅団に所属のR二等兵(21)を不拘束立件して調査中だと、この日、明らかにした。

警察の調査の結果、R二等兵は先月17日の明け方5時45分頃、麻浦区のあるコシテルで酒に酔って寝ていたKさん(18)を性的暴行して、100万ウォン相当のノートブック1台を盗んだ容疑をかけられている。警察は、R二等兵が同僚の駐韓米軍人と一緒にKさんと弘益大学前の酒場で酒を飲み、この日の明け方4時頃、Kさんをコシテルに送った後、再度訪ね、犯行におよんだと見ている。

しかしR二等兵は警察の調査で、「ノートブックを盗んだことは認めるが、性的関係は合意によるものだ」として容疑を否認した。「ノートブックを紛失した」として警察に申告したKさんは、酒に酔って寝ていた状態なので、当時の状況を正しく記憶できていないと伝えられた。

R二等兵の身柄は米軍側が確保している。韓米駐屯軍地位協定(SOFA)は、駐韓米軍が犯行を行ったとしても、現行犯で逮捕されていない場合、起訴後に身柄を引き渡されるよう規定している 警察は12日にR二等兵を再度呼んで調査する計画だ。

イ・スニョク記者、イ・スンジュン記者 hyuk@hani.co.kr
原文: 訳 M.S