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ナ・ギョンウォン-パク・ウォンスン財産比較してみると…

登録:2011-10-08 07:56

原文入力:2011/10/07 22:11(2738字)
ソンチェ・ギョンファ記者、オム・ジウォン記者


ソウル市長有力候補の財産比較(※イメージをクリックすれば大きく見ることができます)


ナ・ギョンウォン 財テクも‘親譲り’
2004年19億から今年40億ウォン 財産申告
新堂洞(シンダンドン)建物 17億で買い30億で売る


←ナ・ギョンウォン ハンナラ党ソウル市長候補(左)が7日午前、ソウル、陽川区(ヤンチョング)木洞(モクトン)の総合運動場で開かれた全国身体障害者体育大会で参席者たちと挨拶している。キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr


ナ・ギョンウォン ハンナラ党ソウル市長候補が去る6日ソウル市選挙管理委員会に候補登録を行い、申告した財産は計40億5757万ウォンだ。ナ候補が初めて国会議員になった去る2004年に申告した金額は18億9126万ウォンで、7年間で2倍以上に増えた。

財産内訳を見れば、ソウル、龍山区、西氷庫洞にある夫婦共同所有アパート166.98㎡(50坪) 11億6千万ウォン、夫の所有になっている広津区(クァンジング)、九宜洞(クイドン)のテクノマート店舗11.07㎡(3.3坪) 4343万ウォン、京畿道(キョンギド)城南市(ソンナムシ)、寿井区(スジョング)と盆唐区(ブンダング)の林野と田畑5筆 5474.56㎡(1656坪) 5億1223万ウォン、ナ候補と配偶者、子供たちの名前でなされている預金と保険20億5691万ウォンなどだ。地方区がソウル、中区のナ候補は西氷庫洞にある50坪アパートを保証金4億6千万ウォンで貸しており、現在は中区、新堂洞のテラスハウス149.29㎡(45坪)に保証金6億1千万ウォンの貸切住宅で暮らしている。

ナ候補の財産が7年間で2倍以上に増えた最も大きな要因は不動産価格の上昇だ。特にナ候補は夫婦共同所有になっていた中区、新堂洞の店舗を売り13億ウォンの相場差益を得た。ナ候補は去る2004年4月、地下1階、地上3階の商業用ビルを17億ウォンで買い、昨年1月に30億ウォンで売り13億ウォンの相場差益を得た。地下鉄2,6号線新堂駅4番出口から30m余り離れたところにあるこの建物の地下1階には遊興酒店があり、1階には女性服売り場とスポーツ用品売り場、2階には衣類製作業者などが入居している。ナ・ギョンウォン キャンプのカン・スンギュ秘書室長は「夫妻が法曹界にいたので、今後 弁護士事務室として使うことなどを考慮して銀行借入8億1500万ウォンと貯蓄したお金などを合わせて購入した」として「そうするうちにナ候補が中区から出馬し地方区内に店舗を所有していることは適切でないと判断し2010年に売った」と話した。

ナ候補の夫が結婚以前に相続を受けたり買いとった城南市の土地も7年前に比べ公示地価が2.4倍上がった。西氷庫洞にあるアパートも同じ期間に1.5倍上がりナ候補の財産増殖を助けた。

ナ候補は700万ウォンの2カラット ダイヤモンド指輪と江原道、原州にある6千万ウォンのコンドミニアム会員券、5千万ウォンのフィットネスセンター会員券なども共に申告した。

ソンチェ・ギョンファ記者 khsong@hani.co.kr

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パク・ウォンスン分かってみれば‘借金人生’

自己資本より借金が多く-3億ウォン余り
建物を売った金 8億 全額研究所に寄付

←ソウル市長野党圏単一候補のパク・ウォンスン候補が7日午前、ソウル、鍾路区、安国洞(アングクトン)の選挙事務室で無所属出馬立場発表記者会見を終えた後、自身の模型を見て笑っている。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

250万ウォンの家賃を払い江南の50坪台アパートに住んでいるとし与党の攻撃を受けたことがあるパク・ウォンスン候補の財産総額がマイナスであることが分かった。

パク候補が7日午前、ソウル市選挙管理委員会にソウル市長補欠選挙候補として登録しながら申告した財産、納税内訳などを見れば、パク候補と配偶者の財産総額は-3億7278万6000ウォンで資産より借金が多かった。パク候補者と夫人の資産内訳を見れば、夫人名義の江南アパートの貸切保証金1億ウォンと、やはり夫人が運営する江南区、新沙洞(シンサドン)のインテリア会社の賃借保証金1500万ウォンがあり、不動産はパク候補が父親から受け継いだ慶南(キョンナム)、昌寧(チャンニョン)の3528㎡規模の畑3筆(公示価額3900万ウォン)を申告した。

預金資産はパク候補と夫人名義で各々2649万ウォン、707万ウォンがあり、この他に事業をしている夫人所有の2005年式チェアマン(1480万ウォン)と2008年式グランドカーニバル(1297万ウォン)も財産内訳に含まれた。

動産と不動産を合わせてパク候補夫妻の資産は計2億1500万ウォン余りだったが、パク候補夫妻の借金は5億8000万ウォンに達した。パク候補には1億1800万ウォン余りの銀行負債があり、夫人名義で5000万ウォンの銀行負債と4億2000万ウォンの私人間債務があった。パク候補キャンプ関係者は「夫人カン氏の借金が多い理由は、運営するインテリア会社が2008年の金融危機当時に大きくダメージを受けできたと理解している」として「私人間債務も大部分がインテリア工事代金が受け取れなかった一方、買い入れた資材代金を払うために知人たちに借りた」と説明した。

パク弁護士は1983年から弁護士生活を始め1993年に市民運動に飛び込む前まではかなり多くの金を稼いだと伝えられている。キャンプ関係者たちはパク候補がこのように財産がない理由について「パク弁護士が暮らしむきの苦しい市民団体に寄付を多くし、知人たちの学費を賄ったり自身の海外滞在および資料収集にかなり多くの金を使ったため」と伝えた。歴史学者イ・イファ氏は自身の自叙伝に「パク弁護士が自身が身を置いたりした歴史問題研究所が経営困難を来すや自分の建物を売った金8億ウォンで歴史問題研究所の建物を買い入れ、その建物を研究所に寄付した」と回顧した。

オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/499833.html 訳J.S