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ローンスター外換銀行 株価操作‘有罪’

登録:2011-10-07 10:05
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/499621.html

原文入力:2011/10/06 22:53(1043字)
ファン・チュンファ記者、チョン・セラ記者


ユ・フェウォン前代表 懲役3年


‘外換カード株価操作’容疑で起訴されたユ・フェウォン(61)ローンスターコリア前代表に実刑が宣告された。ローンスターが外換銀行を所有するために設立したペーパーカンパニーであるLSF-KEBには罰金250億ウォンが宣告された。 これに伴い、ローンスターが7日以内に最高裁に再上告せずに判決が確定すれば、金融委員会は近い将来ローンスターの外換銀行持分51.02%から10%を超える41.02%に対して強制売却命令を下す予定だ。

ソウル高裁刑事10部(裁判長 チョ・ギョンナン)は6日、2003年外換カード合併当時‘虚偽の減資説’をまき散らし株価を操作した容疑(証券取引法違反)等で起訴されたユ前代表の破棄控訴審で懲役5年を宣告した原審を破棄し懲役3年を宣告した。しかし罰金42億9500万ウォンについては宣告を猶予した。


裁判所は「当時外換カードが深刻な流動性不足状態にあり減資を推進するに足る経済的条件を整えられなかったし、減資を推進する意志が全くなかったにも関わらず減資を発表した」として「これはローンスター側と外換銀行に株価下落にともなう利益を得る目的で検討・発表されたものであり、証券取引法上の偽計行為に該当する」と判決した。また、裁判所は「この犯行で外換銀行とローンスター側は100億250万ウォン相当の利益を得たが、外換カードの少数株主は損害を被った」として「これは国民経済発展の基礎となる証券市場の発達を阻害する結果をもたらすもので非難の可能性が高い」と付け加えた。だが、裁判所は外換銀行に対してはローンスター側理事らを外換銀行の代表者とは見られないという趣旨で無罪を宣告した。


金融委はこれと関連して「ローンスターが(有罪判決で)大株主適格性要件を失うことになった」として「判決が確定すれば一定手順を踏み強制売却命令を下すことになるだろう」と明らかにした。これに伴い、ローンスターはすでに契約された通り、外換銀行をハナ金融持株に売り大規模売却差益を手にすることになるものと見られる。 ファン・チュンファ、チョン・セラ記者 sflower@hani.co.kr


原文: 訳J.S