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日本で売春して借金抱えて盗撮され

登録:2011-10-07 07:00
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/499625.html原文入力:2011/10/06 20:27 | 原文修正:2011/10/06 22:15(1073字)
キム・ジフン記者

「1ヶ月収入が3千万ウォン」と誘われ
女性・ブローカーなど22人立件

ソウル地方警察庁国際犯罪捜査隊は6日、国内女性たちを日本売春業者に斡旋した容疑(売春斡旋など)でチェ・某氏(35・男)などブローカー6人と、キム・某氏(22・女)など売春女性16人など計22人を、不拘束立件したと明らかにした。

警察の調査の結果、チェ氏などブローカーは、3月からインターネット採用サイトと職業紹介所で、「1ヶ月で3000万ウォン儲けるようにする。海外だと調べる人がいない」として女性たちを募集した後、日本の売春業者に斡旋して業者から1人当たり100万~200万ウォン得て、2000万ウォンを稼いだ容疑を受けている。
日本東京の出張マッサージ業者の主人のスズキ(45・女)など2人は、チェ氏らを介して紹介された韓国人女性を雇用して、去年8月から1年間で10億ウォンの収益を得たことが明らかになった。チェ氏は、韓国出身で帰化したスズキと日本で同居していたが、不法滞在容疑で逮捕され日本から追放されると、国内女性たちを募集してスズキたちにスマートフォンで写真を送り、面接を受けさせた後、日本へ就職させたと調査された。警察はスズキと残りの事業主1人に対しては、日本警察に国際共助捜査を要請した。

立件された売春女性16人は20代初めから40代初めで、大部分は遊興業従事者で、借金に苦しめられている大学生1人と大学院生1人も含まれていた。 売春女性の中の1人は、日本の買春男性が隠し撮りした性行為動画がインターネットを通じて流出したため、激しいうつ病と自殺衝動により精神科で治療を受けていることが伝えられた。

売春女性たちは、当初約束された「月3000万ウォンの収入」を得るどころか、航空料と宿泊費、整形手術費、携帯電話使用料、広報用にとった半裸写真の撮影費などとして求められた前払い金に月10%の利子が付き、500万~1000万ウォンの借金を抱え込んでいた者が大部分だった。

警察関係者は、「現在も日本に残って売春をしている韓国女性が少なくない」として「国家イメージの問題でもあるだけに、徹底的に捜査して、海外遠征売春を根絶するよう努力する」と明らかにした。

キム・ジフン記者 watchdog@hani.co.kr
原文: 訳 M.S