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「韓国1人当りGDP 2015年3万ドル」IMF経済展望

登録:2011-10-05 15:19
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/499269.html原文入力:2011/10/04 20:52(735字)
リュ・イグン記者

我が国の1人当り国民所得が2015年に3万ドルを越えるだろうとの見通しが出てきた。

4日、国際通貨基金(IMF)の「世界経済展望データベース」によると、我が国の1人当り国内総生産(GDP)が、今年2万3749ドルを記録した後、2014年2万9652ドルとなり、2015年には3万1733ドルに達すると予測された。

我が国の1人当り国内総生産は、2007年2万1653ドルと初めて2万ドルを越えたが、翌年発生した世界金融危機で2万ドル以下へ下落し、昨年(2万706ドル)、また2万ドル台を回復した。2015年、予想通り3万ドルラインを突破するならば、わずか8年でに2万ドルから3万ドルに跳躍するわけだ。

また、このような所得予想値は、実質国内総生産が今年3.9%、2012年4.3%、2013年4.1%、2014年3.9%、2015年4.0%、2016年3.9%成長するだろうという仮定で導き出されたのだ。したがってグローバル財政危機などで経済成長率が予想値を下回れば、1人当りGDPも低くならざるを得ない。

実質的な消費能力を示す購買力平価(PPP)基準1人当り国内総生産は、今年3万1753ドルで、初めて3万ドル台を越えた後、2016年に4万ドル台に突入すると予想された。
購買力を基準とした1人当りGDPが相対的に高い理由は、韓国ウォンの価値が低評価されているためだ。

リュ・イグン記者 ryuyigeun@hani.co.kr
原文: 訳 M.S