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東豆川「10代性暴行」米軍人まもなく収監

登録:2011-10-03 08:35
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/498935.html原文入力:2011/10/02 20:18(909字)
キム・キソン記者

裁判所「重大事案」令状発行

先月24日、京畿道東豆川で、10代女子学生を性暴行して金を奪って逃げた容疑(性暴行犯罪の処罰などに関する特例法上強盗強姦)をかけられている米軍第2師団所属の兵士(21・二等兵)に、拘束令状が発行された。この兵士は韓国検察に引き渡され、拘置所に収監される。

議政府地方裁判所のオ・ヨンス令状専門担当判事は今月1日午後、該当米軍兵士に対する令状実質審査で、「犯罪に対する疎明があり、事案が重大で逃走する恐れがある」として拘束令状を発行した。

検察はこれに伴い、法務部を通じて米軍側からこの兵士の身柄を引き渡され、拘置所に収監後、24時間以内に起訴することになる。警察のある関係者は「行政手続き上、米軍人を拘置所に収監するまでに5日ほどかかることになる」と話した。

この米軍兵士は、先月24日の明け方4時頃、酒に酔ったまま東豆川市内にあるコシテル[訳注:考試とホテルの合成語。トイレとシャワーが個室に備え付けられている考試院に似た宿泊施設]に入り、テレビを見ていたAさん(18)を凶器で脅して性暴行した後、現金5千ウォンを奪って逃げた容疑で30日、拘束令状が請求された。検察は警察が事件を送検した翌日の29日、米軍憲兵隊に拘束中のこの兵士を呼び、追加調査を行った後、直ちに令状を請求した。

これに先立ち警察は、先月24日午前8時50分頃、Aさんの届けを受けて現場に出て、コシテル近くの監視カメラ画面を通じて、犯行を実行した米軍兵士の身元を確認した。引き続き警察は、この兵士を相手に召還調査を行い、犯行を自白させたが、米軍犯罪者は現行犯や部隊復帰前に逮捕した場合のみ、韓国が拘束して捜査できるようにした駐屯軍地位協定(SOFA)の規定のために拘束できず、野党と市民社会団体などからSOFA改正、駐韓米軍夜間通行禁止法制定などの要求が相次いだ。

議政府/キム・キソン記者 player009@hani.co.kr
原文: 訳 M.S