原文入力:2011/09/30 16:55(1300字)
ファン・チュンファ記者
1人は2年6ヶ月刑・2人は1年6月刑 宣告…3年間 身上公開
酒に酔い疲れて眠った同期女子学生に性醜行をした容疑で拘束起訴された前高麗大医学部生3人全員に実刑が宣告された。裁判所の宣告は非常に異例的に検察の求刑よりも重かった。
ソウル中央地裁刑事合議29部(裁判長 ペ・ジュンヒョン)は30日、酒に酔い眠っている同期女子学生に集団性醜行をはたらいた容疑(性暴行特別法の特殊強制醜行など)で拘束起訴された前高麗大医学部生パク・某(23)氏に懲役2年6月、ハン・某(24)氏とペ・某(25)氏には各々懲役1年6月を宣告した。 裁判所はこれと併せて3人の身上情報を3年間インターネットに公開しろと判決した。
裁判所の実際の宣告刑量は去る15日に検察が求刑した懲役1年6月より重かった。 法曹界では検察が懲役3年である特殊強制醜行罪の法定刑量に比べちょうど半分の1年6ヶ月を求刑し、執行猶予が宣告されるだろうという予想が多かった。
裁判所は「公訴事実が全て認められるだけでなく、パク氏の場合(オンドル部屋で眠っていた)被害者の状態を確認しながら、眠っていた被害者(がからだを動かすとそれ)に追いすがるように続けて醜行をはたらき罪質が非常に悪い」と判断した。裁判所はまた「パク氏ら3人は全員 被害者と同じ学科の同期であり、6年間密な関係を維持していたため、今回の事件による被害者の裏切られた思いと精神的衝撃が非常に大きかった」とし「被害者の個人身上情報が露出し現在、外傷性ストレス障害を患っている点、被害者が厳しい処罰を望んでいる点などを考慮し重大な処置が避けられない」と明らかにした。
ペ氏は裁判過程で完全無罪を主張したが、裁判所はこれを受け入れなかった。裁判所は「ペ氏が最初に捜査機関ではない大学内の両性平等センターに直接書き送った陳述書で‘胸部と腹部を一度なで下ろした’と述べており、この事件の醜行に加担した事実を認めている」として「着衣の乱れを直すために(巻き上げられた)上衣を下げたと主張しているが、醜行中だったパク氏を制止せずに近付き衣服を下ろしただけという点は(常識で)納得できず、ペ氏も醜行に加担したと見られる」と説明した。
パク氏らは去る5月、京畿道、加平のある民宿で酒に酔って眠った同期女子学生の服を脱がせた後、からだに触るなどの醜行をはたらき、その場面を携帯電話カメラで23回にわたり撮影した容疑で拘束起訴された。これに先立ち高麗大は今月初め、彼ら3人に対する懲戒委員会を開き学則上最高強度の懲戒である‘教籍剥奪’処分をした。教籍剥奪処分は学籍簿にある彼らの入学・在学記録を全て削除することであり、再入学は不可能だ。
ファン・チュンファ記者 sflower@hani.co.kr
原文: 訳J.S