原文入力:2011/09/30 09:38(1549字)
ユ・ソンヒ記者、カン・チャングァン記者
学生・市民など2500人余 出席
行進に出るや警察が放水
←半額授業料導入と教育公共性強化を要求する韓国大学生連合(韓大連)学生たちが29日夕、ソウル、清渓(チョンゲ)広場で開かれた‘半額授業料国民大会’でギャラクシー エクスプレスの公演を見て歓呼している。カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr
半額授業料導入と教育公共性強化を要求する韓国大学生連合(韓大連)の‘9・29街頭授業’行事が29日ソウル、鍾路区、清渓広場で開かれた。清渓広場周辺には警察78中隊6000人余りが配置され、警察は行事が終わった後に行進を試みた学生たちに放水銃を撃ち解散を試みた。
この日の行事は‘街頭講演’で始まった。午後5時頃から清渓広場周辺にはソウル・京畿・仁川地域の大学生らと市民など2500人余り(警察推算)が集まった。講演会には<88万ウォン世代>の著者であるウ・ソクフン2.1研究所所長、カン・ナムン全国教授労組委員長、パク・ネグン人権財団‘サラム’常任理事など13人が講師として立ち、授業料問題をはじめとして東北アジア平和、人権、大学教育の公共性、アン・チョルス症候群などについて話した。
ソ・ヒチョン(弘益大 視覚デザイン科3)氏は「芸術系列は授業料が他より高く学校の支援もない」として「たとえ要求事項が達成できないとしても、社会制度に抵抗する方法と直接行動する方式を習うという点で意味があると考え参加した」と話した。キム・某(23)氏は「半額授業料闘争に力を加えるために慶煕大水原キャンパスから‘半額バス’ 3台を貸切にして120人が一緒に来た」と話した。
学生たちは座布団もなしで広場のあちこちに座り、講義を聴きながらも頷いたり紙にゴマ粒のような小さな文字で講義内容を書き取るなど熱を帯びた姿を見せた。通りがかりの市民が激励の拍手を送ることもした。
街頭授業が終わり進行された‘国民ロウソクのあかり大会’にはソウル市長補欠選挙市民候補のパク・ウォンスン弁護士と民主労働党チェ・キュヨプ候補などが参加した。パク弁護士は「(昔は)授業料を払うために牛を売らなければならなかったが、今は牛も売れずバイトする時間もない」として「(こういう状況に)追い立てられた皆さんと心とを共にしたくて来た」と話し、学生たちの拍手を受けた。民主党パク・ヨンソン候補も一歩遅れて現場に到着し「(私が)ソウル市長公約としてソウル市立大の半額授業料を公約したが、これが牽引車となって半額授業料が実現されることを願う」と話した。
一方この日の主行事が終わった夜10時頃から参加者600人余り(警察推算)は中区、ロッテ百貨店交差点まで移動し、雨具を着てマスクを着け道路で連座デモを行った。警察は警告放送をしたが学生たちが解散しないため5~6回にわたり放水銃を撃った後、口を塞ぎ足をくじくなどの方法で48人の学生を連行した。 学生たちは「暴力警察は帰れ」、「学生は生きたい」などのスローガンを叫び互いに腕を組み路上に寝て警察に対抗した。連行者は江北・城北・城東警察署などに分散され調査を受けている。 ユ・ソンヒ、キム・ソンシク、チェ・ウリ記者 duck@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/498683.html 訳J.S