本文に移動

F1強行 パク・ジュンヨン全羅南道知事「背任」容疑告発

登録:2011-09-27 12:30
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/498078.html原文入力:2011/09/26 21:48(858字)
チョン・デハ記者

来月14~16日に全羅南道霊岩で開かれるフォーミュラワン(F1)コリア・グランプリ大会を控え、大会組織委員長のパク・ジュンヨン全羅南道知事が26日、業務上背任などの容疑で告発された。

「F1中断汎道民対策委員会」(対策委)はこの日、朴知事とF1大会運営法人のカボ(KAVO)前代表と常任理事、前大会支援本部長、事前妥当性調査責任研究員など7人を、F1大会に関する業務上背任などの容疑でソウル中央地検に告発した。対策委は「F1大会が当時、自らの使用可能予算が1000億ウォンに過ぎない全羅南道の状態では無理だったのに強行され、結局、昨年のF1大会は962億ウォンの赤字を出した」と主張した。

対策委は特に「監査院の監査の結果、事業推進の根拠になった事前妥当性研究サービスは、意図的に収入を膨らませて支出を漏らし、客観性が欠如していたことが明らかになった」として「初年度70億ウォンの黒字予測は、962億の赤字の現実となって帰ってきて、F1大会を継続する場合、2016年の全羅南道の財政負担は計1兆1000億ウォンに達するだろう」と主張した。

さらに、「この4年間、調達庁の土木工事請負率の78%より高い87%から127%に達する請負率で工事が進行され、サーキット建設費が2294億ウォンから5073億に増加した」として「全羅南道がサーキット建設費の借金1980億を地方債発行を通じて直接取得する場合、地方債総額は8225億で、朴知事在任期期間中、1100%増加することになる」と強調した。対策委関係者は「大会を行えば損するということと、特定企業に利益が渡ることを分かっていても、大会を押し進め、赤字を出したことに対して責任を問うために告発した」と話した。

光州/チョン・デハ記者 daeha@hani.co.kr
原文: 訳 M.S