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‘漢江(ハンガン)堰 撤去 論難’…パク・ウォンスン "ナ・ギョンウォン暇そうだ"

登録:2011-09-27 07:36

原文入力:2011/09/26 18:50(1713字)


 1・2位 神経戦すでに熾烈…パク弁護士 "堰 撤去するのが良い" という話にナ議員 "数兆ウォンかかる"


ソウル環境連合 "ナ議員の主張は基本的な事実関係を確認していない失言" 批判


←ソウル市長補欠選挙世論調査で1,2位を走っているパク・ウォンスン弁護士(左側)とナ・ギョンウォン ハンナラ党議員間の神経戦が早くも熱い。 資料写真


 10・26ソウル市長補欠選挙を一月余り後に控えて各種世論調査で1,2位を走っているパク・ウォンスン弁護士とナ・ギョンウォン ハンナラ党議員間の神経戦が早くも熱い。二人はオ・セフン前市長の代表政策中の一つである‘漢江ルネサンス’事業を巡り3日にわたる言い争いを続けている。

 論難はパク弁護士がソウル、岩寺洞(アムサドン)の生態湿地現場を訪問した席で‘漢江水中堰撤去’に言及して火が点いた。パク弁護士は当時「‘漢江ルネサンス’事業を全面再検討する」として「堰は漢江を一種の湖にするのでなくすことが自然的な川の流れに役立つようだ」と話した。 パク弁護士は同行した環境団体関係者たちに「(堰をなくせば)他の問題はないか」と尋ねた。


 これに対してナ・ギョンウォン議員はパク弁護士の主張について堰の撤去を既定事実化し「絶対してはならない」と猛攻撃した。 ナ議員は25日午前、汝矣島、漢江公園で開かれた‘第3回ソウル収復記念海兵隊マラソン大会’に参加した席で「堰を撤去すればソウル市民の飲料水源を供給する取水源を移さなければならず、数兆ウォンがかかる」と主張した。ナ議員は「堰をなくす場合、擁壁も撤去しなければならず、ソウル市民の飲料水問題だけでなく大規模土木工事を伴うことになる」として「漢江の自然生態は復元しなければならないが、かえって漢江市民公園使用が難しくなる」と主張した。


 ナ議員の主張はパク弁護士側でなく環境団体から先に反撃を受けた。ソウル環境運動連合は25日 論評を通じて「ナ・ギョンウォン議員の主張は基本的な事実関係さえ確認していない失言」と批判した。


 環境運動連合はナ議員の‘取水源移転’主張と関連して「すでにソウル市の取水源は蚕室水中堰の影響圏を抜け出し南揚州市、瓦阜邑、道谷里、江北取水場などに移った状態」として「こういう事実は去る9月5日、ソウル市が出した報道資料だけ見てもすぐに確認できる」と指摘した。


 ‘堰撤去時に大規模土木工事が必要だ’という主張と関連してもソウル環境運動連合は「パク弁護士が訪問した岩寺湿地が護岸築台を撤去した時に答をすでに示している」として「(漢江水中堰の撤去費は)オ・セフン市長が漢江運河を推進している楊花(ヤンファ)大橋工事費水準であり、5年間に漢江ルネサンスに支出した1兆ウォンの20分の1水準」と反論した。岩寺湿地公園1.03km区間にかけてコンクリートを撤去し復元工事を進行するのにかかった予算が38億ウォンなのに、造形石を積んだり人工河川を建設するなどの不必要な工程まで除くなら予算は1kmで10億ウォン未満に過ぎないということだ。


 パク弁護士も26日<SBS>ラジオ インタビューで「漢江ルネサンス事業現場を見ながら専門家たちの意見を聴取し、直ちに何か意見を出したわけではない」として「ナ・ギョンウォン議員様がちょっと暇なようだ」と皮肉った。彼は司会者が「漢江水中堰を今直ちに撤去しようと断定的に話したわけではないということか」という質問に「そうだ」として、このように話した。


 パク弁護士は「漢江ルネサンス事業に注ぎ込んだお金がすでに多く、今後も巨額の財政が支出されるだろう」 としながら「専門家たちと住民たちで構成される事業調停会議を開き、全てのものを確かめてみなければならない」と主張した。


デジタルニュースチーム


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/497963.html 訳J.S