原文入力:2011/09/25 22:14(1712字)
ソク・ジンファン記者
党大会で‘参与党 合党対象 投票’787人中510人が賛成
‘新しい政党の件’も廃棄…進歩大統合議論 当分漂流 展望
←イ・ジョンヒ民主労働党代表が25日午後、ソウル、城北区民会館で開かれた‘2011民主労働党代議員大会’で挨拶を終えた後、クォン・ヨンギル、チョン・ヨンセ、カン・キガプ前代表の前を横切っている。 カン・ジェフン先任記者 khan@hani.co.kr
民主労働党が25日 党大会を開き国民参与党との合党議論を白紙化した。去る4日、進歩新党が民主労働党と統合する案件を否決させたのに続き、今度は民主労働党が国民参与党を統合対象として認めなかった。昨年末から続いた進歩統合議論は結局、何の成果もなく内部の葛藤と分裂を残しただけで当分漂流するものと展望される。
民主労働党はこの日、ソウル、城北区、城北区民会館で開かれた党大会で‘今後の進歩大統合推進方案’に対する代議員投票を行った。案件の核心は‘国民参与党が統合対象であることを確認すること’だったが、在席代議員787人の内510人が賛成し否決された。党の進路と関連した案件であるため在席代議員の3分の2以上にあたる525人以上が賛成して初めて可決されるが、代議員15人が足りなかった。案件内容の中には‘進歩新党党大会で統合案が否決されたとしても進歩大統合を望むすべての方々を尊重する’という内容と、‘新しい統合進歩政党建設推進委員会’(新統推)に参加するすべての個人と団体政党と共に来る11月の労働者大会以前に新政党を建設する’という内容も含まれていたが、案件が否決されたためこれらの内容も全て廃棄された。
今回の党大会結果によりこの間党を代表して外部と統合交渉を引き受けた党の担当機関が解体され、すでに進歩新党担当機関も空中分解した状況だと、同党の担当機関と進歩団体が参加する‘新しい統合進歩政党建設推進委員会’も事実上意味がなくなった。
今後、進歩政界は参与党との統合に賛成した民主労働党主流とそれに反対した民主労働党非主流、民主労働党との統合に賛成した進歩新党統合派とそれに反対した進歩新党独自派、そして参与党など、大きく5種類の流れに分かれることになった。長期的にはノ・フェチャン、シム・サンジョン、チョ・スンス前代表など進歩新党統合派たちと民主労働党が結合する可能性が大きいが、統合議論過程で感情の谷が深まり迂余曲折を経るものと見られる。
参与党もこの間没頭してきた民主労働党との統合が失敗に終わることにより別の道を模索するほかはない。イ・ベクマン参与党スポークスマンは論評して「非常に残念だと考えるが民主労働党の決定を尊重する」と明らかにした。
これに先立ち、この日午後2時30分から開かれた民主労働党党大会では参与党との統合問題を巡り代議員たちの間に激烈な討論が交わされた。統合に賛成する代議員は「進歩政治が自他を区分し壁を作り自ら孤立してはならず、差を認めながらも進歩の地平を広げていかなければならない」と主張した。反面、統合に反対する代議員は「自由主義勢力と統合することは進歩新党など進歩陣営の残り半分を失う結果を産むだろう」と対抗した。特にキム・ヨンフン民主労総委員長は身上発言を通じて 「(参与党を統合議論対象に定めることになれば)民主労働党に対する民主労総の排他的支持と衝突することになる」として強く反対の立場を表明した。クォン・ヨンギル前代表も「民主労総を分裂させてもならず、民主労総を失ってもならない」として激烈な反対意思を明らかにした。党内現役議員6人の内、クォン・ヨンギル、カン・キガプ、ホン・ヒドク、クァク・ジョンスク議員は反対し、イ・ジョンヒ、キム・ソンドン議員は賛成表決をした。
ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/497835.html 訳J.S