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韓進重工業事態 新しい変数 労組執行部 来月 選挙

登録:2011-09-22 11:21
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/497368.html

原文入力:2011/09/22 08:31(1205字)
キム・グァンス記者


現執行部 再出馬予定
再選すれば労使交渉すぐに再開
整理解雇反対候補が当選すれば
6月合意 無効宣言も


韓進重工業労組が交渉を全面中断し新執行部を選ぶ選挙体制に局面を切り替える。特に去る6月27日、労使履行合意書を締結した現執行部が再び出馬する予定であり結果が注目される。

チェ・キリョン全国金属労働組合釜山梁山支部 韓進重工業支会長は21日、釜山、中区、中央洞のタワーホテル近隣のK食堂で記者懇談会を開き、「整理解雇者170人の中で希望退職を拒否した94人の復帰時点を巡り会社と交渉をしたが、去る9日から膠着状態に陥った」として「交渉を終えるために今月30日に終わる任期を1ヶ月延長しようとしたが失敗に終わり、新執行部選挙を行うことにした」と明らかにした。


労組は19日、影島造船所内で組合員総会を開き現執行部の任期1ヶ月延長を決議しようとしたが、整理解雇者など一部組合員が反発した上に、会社側が影島造船所の外にいる整理解雇者たちを会社内に入れないようにして総会自体が難しくなったということだ。


新執行部選挙は選挙公示などの手続きを考慮すれば来月10~14日に行われると予想される。これと関連してチェ支会長はこの日「去る2年間の整理解雇闘争に対して組合員の評価を受けるために現執行部から候補を出す」と明らかにした。現執行部の関係者は「まだ組織的決定はされていないが、チェ支会長が出馬決意を固めたと理解している」と伝えた。


新執行部選挙は6月27日に署名した労使履行合意書に対する賛否投票の性格が濃厚だ。労使履行合意書を締結する時、事実上 整理解雇を受け入れた現執行部を代表する候補が当選すれば労使交渉はすぐにも進行されると予想される。


だが、整理解雇自体に反対する候補者が当選すれば、労使交渉が再び始まるためには相当な時間がかかることも予想される。労組が整理解雇自体を受け入れないためだ。その上、6月27日に作成された労使履行合意書の無効を宣言することもありうる。


誰が当選するかにより希望のバスに対する労組の態度が変わると予想される。現執行部は希望のバスが韓進重整理解雇問題を全国的な関心事に引き上げることには成功したが、労使交渉には別に役立たないとし消極的な態度を示してきた。


逆に整理解雇に反対する候補が当選すれば、1次希望バス(6月11~12日)の時のように影島造船所内にいる労組員が工場の外側で座り込みを継続している整理解雇者および全国から希望のバスに乗って来る市民・労働者たちと積極的に連帯する状況も予想される。


キム・グァンス記者


原文: 訳J.S