原文入力:2011/09/19 20:58(949字)
キム・ウンヒョン記者
新世代入隊で最近消費が大幅に増大
業界、偽装クリーム発売など素早い対応
男性化粧品売り上げの「大きな割合」は軍人?
容貌に神経を多く使う新世代男性の入隊が増えるにつれ、最近になって軍人の化粧品消費も目立つように増えている。
特に20代の若い層が好む中低価格ブランドショップ製品の場合、男性製品の売上の相当部分を軍人が占めると業界は推算している。歌手イ・スンギをモデルに起用したブランドであるザセムのマーケティングチームのチョ・ウォンジュン
チーム長は「直接、化粧品を購入する若い男性顧客が着実に増加している」として「軍人顧客が多い盆唐国軍首都病院店では、男性用ホワイトニング・エッセンスや皮脂調節機能製品が販売1位を争うくらい、反応が良い」と話した。スキンフード関係者は「軍部隊周辺にある京畿道の議政府店や東豆川店、江原道の楊口店
などは軍人が主要顧客」と明かした。
企業も素早い対応に出ている。イニスフリーは今年始め、既存の偽装クリームが有毒成分により皮膚に副作用をしばしば起こすという点に着眼して、軍人用偽装クリームを発売した。皮膚への刺激を減らして紫外線遮断効果などを加えた「エクストリーム・パワー偽装クリーム」は、当初、オンライン売場専用として発売したところ、月ごとに倍以上に売上が増え、オフライン売場に販売網を広げた。
マーケティングの死角地帯に置かれていた軍人を直接狙ったマーケティングも増えている。バイオサームは今年始めから、現役服務中の軍人のみ加入できる「ミリタリークラブ」を運営し、季節や訓練による皮膚管理法、内務班団体サンプルプレゼントなどを提供している。