原文入力:2011/08/25 20:22(1076字)
イ・ジェフン記者、キム・ミンギョン記者
"条例無効訴訟 終わっていない"
5・6学年2学期 適用できない公算
←8月22日、無償給食の恩恵を受けることになった仁川の小学生が給食を食べている。仁川市はこの日から小学校1~2年生にも無償給食を拡大し、232校の小学生17万3000人余り全員が無償給食の恩恵を受けることになった。 仁川/リュ・ウジョン記者 wjryu@hani.co.kr
24日に行われた無償給食住民投票が投票率未達で失敗に終わったにも関わらずソウル市が小学校5~6学年20万人余りの無償給食予算695億ウォンを執行できないという意を明らかにした。ソウル市議会野党議員はオ・セフン市長を職務遺棄容疑で告発する方案を検討している。
イ・ジョンヒョン ソウル市スポークスマンは25日<ハンギョレ>との通話で「投票箱を開くことができなかったため、今回の投票結果は(小学校3~4ヶ学年で実施している)ソウル市教育庁の現行無償給食を維持しろとの意」とし「開票をして‘所得区分のない全面無償給食実施’という2案に決定されてこそソウル市が支援することになる」と話した。イ スポークスマンはまた「‘無償給食支援条例無効訴訟’に対する最高裁の判断が出てくるまでは予算を執行できない」と付け加えた。
ソウル市が無償給食予算支援を拒否すれば市内549小学校の5~6学年児童20万人余りは2学期にも毎月5万5000ウォンの給食費を納めなければならない。ソウルの小学校は来る29日までに全て始業し2学期を始めることになる。広津区に住む小学6年の父母ペク・某(44)氏は「全面無償給食実施が正しいと考え投票に参加しなかったし、当然 2学期からは無償給食が実施されると予想していた」として「ソウル市が結果に承服しないのは市民を愚弄すること」と話した。
民主党など野党所属市会議員はオ市長の予算執行拒否に対し「職務遺棄」と批判した。カン・ヒヨン ソウル市議員(民主党)は「行政安全部が昨年‘議会が予算を編成して確定したのに地方自治体の長が執行しなければ義務懈怠’という担当責任解釈を下したが、オ市長が住民投票で確認された市民の意まで無視して意地悪を働いている」と話した。
イ・ジェフン、キム・ミンギョン記者 nang@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/493375.html 訳J.S