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日本総理選挙、再び勢いづく小沢

登録:2011-08-25 12:39
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/493243.html原文入力:2011/08/24 23:25(862字)
チョン・ナムグ記者

前原の対立候補ら求愛
小沢「政権公約守れば支援」

29日の菅直人総理の後任となる民主党の新しい党代表選挙を控え、小沢一郎前代表の株価がまた高騰している。23日に出馬を公式表明した前原誠司前外相が「反小沢」路線を明確にしながら、前原の競争者が小沢の支援に積極的にすがっているためだ。
朝日新聞は、前原の出馬宣言で支持勢力が大きく萎縮した野田佳彦財務相が、細川護煕元総理の仲介で小沢側と接触していると24日報道した。野田財務相陣営 では「小沢に対する党員資格停止処分解除を新しい体制で判断する」と明らかにして、小沢側と選挙で支援について交渉する道を開いている。

党内基盤が脆弱な海江田万里理経済産業相は、小沢前代表の意が明らかになることを待って党代表選挙立候補表明を先送りしている。鹿野道彦農林水産相陣営では「小沢前代表を復興担当相に起用しなければならない」という話も出てきた。

小沢前代表は「挙党一致」を強調しながら、自身の派閥を党運営から排除しない候補を支援するとの意向を表明している。東京新聞は小沢前代表が候補支援条件 を取り上げ論じながら、「政権公約を一言一句変更せず、その理念を守ってくるのなら良いだろう」と強調するなど、自身が主導して作った2009年8 月選挙公約に深い愛着を示した伝えた。

小沢前代表グループはこれまで勢力が少し萎縮することはあったが、相変らず参加議員が120人に達すると日本マスコミは伝えている。党内最大勢力だ。これに約50人の鳩山由紀夫前総理グループが歩みを共にしている。小沢前代表は昨年9月、菅総理と正面対立した党代表選挙で国会議員200人の支持を得て、国会議員得票数では6票しか劣らない程の接戦を行ったことがある。「反小沢」路線を明確にした前原前外相が24日夜小沢に会って「よく指導してくれ」と挨拶をしたのも、こういう小沢の力を無視しにくいためと解釈される。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: 訳 M.S