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前原 日本総理選出馬「一進一退」

登録:2011-08-23 13:30

原文入力:2011/08/22 20:25(920字)
チョン・ナムグ記者

野田財務相支援撤回
党代表選挙に出る模様

←前原誠司(49) 前外相

前原誠司(49・写真) 前外相が、菅直人日本総理の後任を選ぶ民主党代表選挙に出馬する意味を固めたと、日本マスコミが22日報道した。

前原は最近「総理に一番ふさわしい人物」を問うマスコミ世論調査で1位に選ばれ、反小沢グループの筆頭とされる。

毎日新聞は「前原前外相が21日夜、自分の後援会幹部に民主党代表選挙に出馬する意味を伝えた」と報道した。前原は22日夜、京都で開かれる後援会の集まりに参加した後、東京に帰って来て、仙谷由人官房副長官(党代表代行) などと協議して最終的に出馬可否を明らかにすると新聞は伝えた。
前原は当初、今回の党代表選挙に出馬せず野田佳彦財務相を支援する案を検討していた。しかし、野田財務相の「増税による財政健全化」路線に対して党内で批判が多く、当選が難しいのではないかとの観測が出ると、直接出馬に傾いたと伝えられた。前原は17日、野田財務相との会談で「勝てるのか」と懐疑的な反応を見せたし、20日の会談では「私たちのグループが一体になって野田財務相を支援するのは難しい」と明らかにした事がある。

民主党は党代表選挙を29日、国会の総理指名投票は30日にする予定だ。
野田財務相は前原と支持層が重なっており、前原が出馬する場合、支持層離脱が大きいと日本マスコミは見ている。しかし、出馬を断念する場合、傷を負うことになり、政治的打撃を避けるために、一応、出馬を強行するだろうと言うのが大方の見方だ。

他にも、海江田万里経済産業相と鹿野道彦農林水産相、馬淵澄夫前国土交通相と小沢鋭仁元環境相も出馬の意向を表明しており、今回の党代表選挙は、六巴戦で行われると見られる。

党内最大勢力である小沢前代表のグループは別の候補を出さず、党主流派に対抗できる有力候補を支援すると伝えられている。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/492905.html 訳 M.S