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なにげなく上げたSNS文が就職の当落を分ける

登録:2011-08-18 01:33

原文入力:2011/08/17 21:29(1559字)
チョ・ギウォン記者


人事担当者246人に質問
企業10ヶ所中3ヶ所、志願書にSNSアドレス欄がある
50%が "サイト確認" 69%が "脱落させたことがある"


求職者が自身の社会関係網サービス(SNS)サイトに格別の考えなしに上げた文のために当落が変わる場合があるだろうか? 米国では最近、連邦取引委員会(FTC)が入社志願者のインターネット資料を調査する業者であるソーシャルインテリジェンスの業務を承認した程に企業が社会関係網サービスを通じて求職者を評価することが一般的だ。 我が国でも求職者の社会関係網サービス活動を評価の重要要素として活用する企業が静かに増加している。

ある大企業の人事担当者は「求職志願書類に求職者の社会関係網サービスのアドレスを書く欄が別にある」として「書類選考では考慮要素ではないが、面接段階では社会関係網サービスを積極的に活用する求職者が良い点数を得ることができる」と話した。これに対して就職ポータル ジョブコリアのコンサルティング事業本部ファン・ソンギル理事は「面接ではある程度ろ過された面しか見ることができないので、企業が社会関係網サービスを通じて求職者たちの普段の習慣や言語使用などを見ようとしている」と話した。


実際に<ハンギョレ>が就職ポータル ジョブコリアに依頼し、国内企業人事担当者246人に社会関係網サービスの活用有無などを調べてみた結果、企業の10ヶ所中3ヶ所で求職者の社会関係網サービス情報を収集していることが明らかになった。入社願書に個人社会関係網サービスのアドレスを記載する欄があると答えたケースは30.5%であった。社会関係網サービス内容を几帳面に確認しているという応答も半分を少し越える50.4%と現れた。


特に求職者の社会関係網サービスの内容を確認していると答えた企業の中には、その内容が当落に影響を及ぼすケースが多かった。求職者の社会関係網サービスを確認した後に加算点を与えたり(78.2%)減点を与えた(65.3%)所は半分を越えている。採用しようとしていた志願者を脱落させたケースも69.3%に達した。


企業が志願者の社会関係網サービスを見て加算点をあたえるケースは、主に専門知識が明らかになる時であった。人事担当者らは加算点を与えた理由(複数応答)について専攻分野に対する関心と専門知識(41.8%)や、関心分野に対する専門知識(40.5%)を最も多く挙げ、多様な分野の人々との親密な関係を維持(30.4%)していることも加算点の理由に挙げた。


これに反し、悪口のような不健全な内容の文がある場合には採用について最も否定的な影響を及ぼす。人事担当者らは不健全な内容の文が多かったり(54.5%)、否定的な思考が伺える場合(48.5%)、特定物品を広報・販売したり(33.3%)、文を書く実力が思わしくない場合(33.3%)に減点を与えたと答えた。


求職者が社会関係網サービスのアドレスを書かない方法もあるが、時には逆効果を生む恐れもある。人事担当者の内、17.5%は社会関係網サービスに参加していない志願者は採用しないと答えた。ジョブコリア関係者は「社会関係網サービスの内容を活用することも良い方法」とし「専攻や関心分野に対する最新の情報と専門家的知識を絶えず記録しスクラップしている志願者を悪く評価する企業はない」と明らかにした。


チョ・ギウォン記者 garden@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/492251.html 訳J.S