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希望バス参加者ら、水害復旧作業に参加することに

登録:2011-07-31 08:52

原文入力:2011/07/30 19:57(1446字)

←キム・ジンスクがあのクレーンの上で…キム・ジンスク民主労総釜山本部指導委員が上がっている釜山影島(プサンヨンド)区韓進重工業85号クレーンが高層アパートと同じくらいの高さで立っている。 先月29日撮影。パク・スンファ<ハンギョレ21>記者 eyeshoot@hani.co.kr

30日午前、韓進重工業整理解雇撤回を要求するための3次希望バス50台余りが市民2000人余りを乗せ釜山に出発した。希望バス企画団は「全国からバスだけでなく列車、自家用、自転車などを利用して直接 釜山へ行く人々がいて、全体参加人員は釜山で集計する予定」と明らかにした。
到着後、希望バス側は釜山駅と西面などで午後6時頃から祭り形式の文化祭を開いた後、市民の不便を考慮し街頭行進はせずに個別的に韓進重工業影島造船所に到着し夜通し文化祭を開き、翌日午前9時頃に解散する計画だ。

警察と釜山の一部団体は3次希望バス参加者が釜山韓進重工業影島造船所に入ること阻むと明らかにし、2次希望バスに続き再び衝突が憂慮される。

釜山地方警察庁は 「合法集会は保障するだろうが、不法集会をしたり許可なしに道路を占拠すれば警察権を行使する」 と明らかにした。 2次希望バスの時のように影島造船所へ行く道路に警察バスで壁を設置し、道路の両側歩道も統制する方針だ。影島区住民自治委員長協議会など釜山の一部団体らも影島橋などで身をもって阻む計画だ。

ハンナラ党は30日、韓進重工業籠城者支援のため‘3次希望バス’に対して「大多数の国民に絶望を与えている」と批判を浴びせた。キム・ギヒョン スポークスマンはこの日 論評を通じて「釜山はいつのまにかあらゆる外部勢力が集結する労使闘争場に変貌し、これに対する民心は冷たい」として「今、希望を与えなければならない所はデモ現場ではなく豪雨に襲われ生活の基盤を失った被災者の暮らしの現場」と主張した。 キム スポークスマンは 「外部のバス搭乗者はハンドルを回し水害復旧現場に立ち寄って憂いに疲れた国民が再び立ち上がれるよう力を寄せなければならない」と促した。

一方、80ヶ余りの市民社会団体および野4党などで構成された‘韓進重工業・釜山経済再生市民対策委員会’が去る27日、政治・社会分野の専門世論調査機関である社会動向研究所に委託して行った世論調査では、回答者1032人の68.4%が「韓進重工業の整理解雇に問題がある」と答えた。「問題がない」 という応答は19%にとどまった。 韓進重工業整理解雇問題の解決方案については58.5%が「会社側が先に整理解雇を撤回しなければならない」と答えた反面「労組が先に整理解雇を受け入れなければならない」という意見は26.7%にとどまった。釜山市の態度については48.4%が 「一方的に会社側の立場を代弁している」 、34.3%が「労使葛藤解消のために努力している」と答えた。会社側とチョ・ナモ会長の態度に対しては66.9%が「無責任な態度」と答えた。

希望バス参加者は行事が終わる31日午後から水害復旧にも参加する予定だ。

デジタルニュースチーム総合=釜山/キム・グァンス、イ・ムニョン記者、ニューシス

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/489730.html 訳J.S