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‘日本の議員 4人 入国禁止’公式通知

登録:2011-07-30 00:05

原文入力:2011/07/29 20:15(1039字)
ソン・ウォンジェ記者

政府、駐韓日本大使を呼ぶ

←武藤正敏 駐韓日本大使(一番前)が29日午後、ソウル、鍾路区(チョンノグ)、都染洞(トリョムドン)の外交通商部で‘鬱陵島(ウルルンド)訪問のための日本自民党所属議員4人の韓国入国を禁止する’というキム・ジェシン外交通商部次官補の通知を受け取り、記者たちの質問には答えず急いで庁舎を立ち去っている。 キム・ポンギュ記者 bong9@hani.co.kr

政府は29日、日本自民党所属議員4人の鬱陵島(ウルルンド)訪問のための韓国入国を禁止すると日本政府に公式通知した。
キム・ジェシン外交通商部次官補はこの日午後、ソウル、世宗路(セジョンノ)、政府中央庁舎別館へ武藤正敏 駐韓日本大使を呼び「一部日本議員一行の訪問と関連して、議員一行の身辺安全確保が難しく両国関係にも否定的影響が予想されるため入国を許容できない」と通知したと政府当局者が伝えた。政府当局者は「これで日本議員らの訪問に対するわが政府の入国不許可方針通知手続きは終えられた」と話した。

政府は日本議員4人が来る8月1日、金浦空港を通じて入国を試みる場合、出入国管理法11条を適用し入国審査台で入国を許可せず日本に送りかえす予定だ。政府当局者は「日本議員が空港に入ってきたことが確認されれば、法務部出入国管理所の入国審査台で‘貴下は我が国に入国が許可されない対象です’と言えばそれで終わり」と話した。

先立って日本政府は先週末、駐韓日本大使館を通じ自民党議員らの身辺安全保障を公式要請し、去る26日には外交部にもこういう事実を知らせてきた。自民党議員らに鬱陵島(ウルルンド)訪問自制を薦めて欲しいという韓国政府の要請に応じる代わりに、自民党議員らの安全な訪韓保障を要求したのだ。

自民党執行部も鬱陵島訪問を計画している党内の領土に関する特命委員会委員長代理 新藤義孝 議員など4人の訪韓を容認することにしたと<産経新聞>がこの日 報道した。4人の自民党議員は8月1日午前、日本の航空会社である全日本空輸(ANA)航空機便で金浦空港に到着する予定だ。

ソン・ウォンジェ記者、東京/チョン・ナムグ特派員 wonje@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/489651.html 訳J.S