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ソウル四大門内の韓国式家屋など4500軒保全

登録:2008-12-10 22:48

ソウル市,10年間3700億支援…韓国式家屋密集地域は再開発も制限

冬には広い板の間に座って中庭に舞う雪を鑑賞し、夏には軒下に落ちる涼しげな雨音を聞く家、 ‘新築症候群’とかアトピーの心配がない家、親環境的で開放的な韓国式家屋が最近再び健康住宅として脚光を浴びている。
ソウル市が四大門内にある韓国式家屋の大部分を保全する事業を推進する。 また韓国式家屋が密集する地域では再開発事業は韓国式家屋を保全して始めて可能になる。

ソウル市は失われ行く韓国式家屋を保全するために‘ソウル韓国式家屋宣言’を10日発表した。今後10年の間に3700億ウォンの予算を投じて四大門内の韓国式住宅3700余軒中3100軒を保全することにした。また四大門の外の1万余軒中でも保存価値が高い1400余軒を含め合計4500軒の韓国式家屋を保全する方針だ。現在、北村韓屋村地域には合計1200軒の韓国式家屋が残っている。

市は2001年から鍾路区,桂洞,嘉会洞一帯の北村韓屋村で重点的に施行してきた韓国式家屋保全支援事業を四大門内の他の地域にも拡大して韓国式家屋改善・補修費用支援も既存の5千万ウォンから1億ウォンに引き上げることにした。 これまでは3000万ウォン補助と2000万ウォン融資など最高5000万ウォンまでの支援をしたが、これからは補助6000万ウォンと融資4000万ウォンなど1億ウォンまで支援する。

四大門内で韓国式家屋でない家を壊し新しく韓国式家屋として作る場合にも現在は支援を受けることができないが、これからは8000万ウォンの補助と2000万ウォンの融資を受けることができるようになる。四大門の外側地域では住民たちの申請を受けて審査を経た後に支援することとした。特に再開発事業が予定されている地域内の韓国式家屋密集地域では韓国式家屋を保全するという条件で再開発事業を推進できるようにする計画だ。

市は建築法と都市および住居環境整備法に‘韓国式家屋撤去許可制’を導入して、むやみに韓国式家屋を壊すことができないようにする方針だ。またソウル城郭周辺のように歴史・自然景観回復効果が大きい地域や各種制限で住居環境整備事業推進が難しい地域は住民の意見を聞いて‘韓国式家屋複合団地’として造成する方案も推進することにした。

ソウル市のチョン・ビョンイル住居整備課長は「再開発過程で韓国式家屋団地をまず作り、残る区域にアパートを作り住民たちに供給する方法を考えている」として“鍾路区,体府洞(チェブドン)一帯をモデル事業候補地として選定し来年中に計画を樹立する予定」と語った。

各種開発事業により1970年代から急速に失われているソウルの韓国式家屋は現在四大門内に3700余軒,ソウル市全体では1万3700余軒が残っている。キム・ギョンウク記者 dash@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/326885.html

原文入力:2008-12-10午後09:27:35
原文: 訳J.S