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警察‘ブラジャー女子大生’実名 15時間 露出

登録:2011-06-17 13:10
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/483246.html

原文入力:2011/06/17 11:50(1277字)
パク・スジン記者

実名露出 釈明資料ホームページに上げ…153回ダウンロード

ソウル地方警察庁が16日、広津警察署のブラジャー脱衣要求により人権を侵害されたと主張した女子大生の実名をそのまま露出させた釈明資料をホームページに15時間にわたり上げていた。該当文は15日午後11時<ハンギョレ>が問題提起した後に下ろされた状態だ。

ソウル地方警察庁は16日午前8時6分‘韓大連ホームページ掲示文関連釈明資料’をソウル庁ホームページ‘報道資料’欄に掲示した。この資料は‘女子学生に対して異例的にブラジャーを脱衣させたこと(広津)’に対する事実確認内容であり 「女性連行者7人中、連行および入監過程で突出行動をした連行者○○○ 1人だけ、留置場内での突出行動を憂慮しブラジャー脱衣させる。婦人警官○○○警査がブラジャーが危険物であることを告知し自ら脱衣させた’と釈明している。

この釈明文で該当学生と婦人警官の実名をそのまま露出した。該当文は16日午後11時現在の照会数が199回、ダウンロード回数は153回を記録した。

該当釈明資料は‘ブラジャー脱衣’の件以外にも△留置人保護官が連行者が起きないとし頭を足で蹴り眠りを覚ました件(冠岳) △男性警察官が女子学生に対し???検証令状を執行(広津) △令状を見せずに押収令状執行(松坡、龍山) △連行者の参加なしに押収令状執行(龍山) △人権委陳情権の不告示および陳情書様式・封印封筒の提供拒否(冠岳) △黙秘者写真撮影(麻浦)等に対しても各々‘事実無根’‘弁護士参与下で令状を執行した’等と釈明している。

この文はソウル地方警察庁捜査調整班で作成された。文を作成した担当者は「韓大連などの問題提起により急いで上部に上げる報告書を作り、ブリーフィング資料を作った結果、ブリーフィング資料でも実名を記載し、これをまたホームページの‘事件と真実’欄に上げる時は実名を全て消し再度作成してあげたが、広報担当官室でブリーフィング資料を上げる際にそのような過程が抜けてしまった」と話した。 担当者は「人権を疎かにしたわけではなく、あまりにも忙しくておかしたミス」とし「実名が暫しの間とはいえ露出した該当学生と婦人警官に心より謝罪する」と話した。

ソウル地方警察庁ホームページから該当文をダウンロードしたキム・某(32)氏は「韓大連学生のホームページで文を見た後、警察の釈明がどうなっているか調べてみるためホームページに入り釈明資料をダウンロードしたところ、該当学生の実名が露出していてびっくりした」として「個人情報保護は人権保護でも最も基礎的な部分なのに失敗と言うには該当女子学生にあまりに大きな不利益でありうる」と指摘した。

パク・スジン記者 jin21@hani.co.kr

原文: 訳J.S