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北‘新義州(シンウィジュ)特区’霧散 9年ぶりに経済協力 再始動

登録:2011-06-09 08:48
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/481912.html

原文入力:2011/06/08 22:26 ‘中国版開城工業団地’成長 展望(1030字)

"中国 投資少ない模様" 悲観論も

2002年9月12日、北韓最高人民会議常任委員会は‘新義州特別行政区’建設計画を発表した。
2001年に中国を訪問し上海の‘天地開闢’に賛辞を送った金正日北韓国防委員長が‘改革開放’を宣言した歴史的瞬間だった。特区には50年間にわたる立法・司法・行政自治権まで付与された。だが、中国と合意しなかった新義州特区建設に反対した中国は新義州特区行政長官に任命されたヤンビン欧亜グループ会長を電撃拘束した。‘北韓版香港’の夢を抱いた新義州特区が水泡に帰した瞬間だった。

8日、新義州に属した鴨緑江河口の島、黄金坪で北韓-中国経済協力を宣言する起工式が行われることにより、北韓はこちらで再び経済改革の始動をすることになった。 9年前とは異なり、今回は中国中央政府との事前合意と協力を経、中国に開発を任せて中国の投資を受ける。北韓-中国関係に精通した北京の消息筋は 「2002年当時、中国は自国に投資した外国企業が北韓に集まる可能性、中国資金が新義州カジノを通じて海外へ逃避する可能性を憂慮しヤンビンを拘束し新義州特区を無にした」として「金正日委員長は最近の訪中でこういう事態が再発しないよう中国から多くの確約を受けただろう」と話した。

黄金坪成功の可能性に対しては両極端の視線が存在する。北・中両国が共同で作成した開発計画要綱を見れば、黄金坪には情報通信、賃加工、現代式農業など4大産業団地が造成され、新義州・中国側 丹東(タンドン)新開発区と連結される埠頭と通路も建設される計画だ。北韓の安い労働力を利用でき新鴨緑江大橋とも近いという利点があり、今後 威化島・新義州開発と続く場合‘中国版開城工業団地’に成長する可能性があるという展望がある。

だが、黄金坪に隣接した中国、丹東にもすでに大規模工団が開発されており、黄金坪の基盤施設造成に多くの時間と費用がかかるため、中国が‘東海出港権’がかかった羅先特区開発に集中し黄金坪には積極的に投資する可能性が低いという悲観論も侮れない。北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr

原文: 訳J.S