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使っていない公共建物、大学生の賃貸住宅へ

登録:2011-06-03 09:09
http://www.sdm.go.kr

原文入力:2011/06/02 23:05(808字)
クォン・ヒョクチョル記者

西大門区 "周辺部屋代の10%で"
地方出身 低所得層 優先選抜

ソウル、西大門区は2日、活用度が低い公共建物を改造し賃貸住宅を作り経済的事情の苦しい地方出身大学生に貸すと明らかにした。

利用者が少なく閉鎖された弘済洞の旧ディケアセンター(老人療養施設)を改造した賃貸住宅は、地上2階建て専用面積20~23㎡の部屋8ヶ(2人用)があり、部屋ごとにシャワー室、台所、トイレ、2段ベッド、洗濯機、冷蔵庫などを用意した。賃貸料は保証金100万ウォン・家賃4万~5万ウォンで、周辺の部屋代の10%水準だと区は説明した。

住宅賃貸期間は今月24日から2013年2月28日までであり、その後2年まで延長できる。入居希望学生は10日までに区のホームページ()で申込書をダウンロードし作成した後、電子メール(lhwmc99@sdm.go.kr)で出せば良い。区は地方出身の低所得層学生を優先選抜する予定だと説明した。

区は去る4月27日、西大門区大学生賃貸住宅供給および支援条例を作り、今後賃貸住宅供給を拡大していくことにした。来年中に市の支援を受け延禧洞に71世帯規模の賃貸住宅を建設し大学生に供給する予定だ。

ムン・ソクジン西大門区庁長は「西大門区には延世大、梨花女子大など8ヶの大学がある」として「大学周辺の住宅難のために部屋代が大幅に騰がり苦しんでいる学生たちと父母の経済的負担を減らし劣悪な大学生の住居環境を改善するために賃貸住宅を供給することにした」と話した。

クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/481097.html 訳J.S