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富平(プピョン)米軍基地でも発ガン物質 検出

登録:2011-05-27 09:57
https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/480013.html

原文入力:2011-05-26午後11:38:37(836字)
2009年 地下水調査時に検出 キャンプ キャロルから出た物質と同じ

イ・ジウン記者、ナム・ジョンヨン記者

仁川市、富平区にある米軍基地 キャンプ マーケット近隣地下水から生活用水基準値を超過する猛毒性発ガン物質が検出されたことが明らかになった。
国会環境労働委員会所属 ホン・ヒドク民主労働党議員が26日に公開した環境公団のキャンプ マーケットに対する環境基礎調査結果報告書によれば、2009年 キャンプ マーケット近隣5ヶ区域9地点で地下水汚染調査をした結果、基地北側2ヶ地点から猛毒性発ガン物質であるトリクロロエチレン(TCE)が、東側1地点からはテトラクロロエチレン(PCE)が検出された。

トリクロロエチレンは0.081㎎/lと0.039㎎/lと測定され、各々生活用水基準値(0.03㎎/l)の2.7倍、1.3倍に達し、テトラクロロエチレンは0.023㎎/lで生活用水基準値(0.01㎎/l)の2.3倍であった。この物質は枯れ葉剤埋却証言が出てきた慶北、漆谷郡のキャンプ キャロルでも検出された経緯がある。土壌汚染調査でも調査対象5ヶ所の内、3ヶ所が全石油系炭化水素(TPH)とベンゼン、キシレンなどで汚染されていたことが分かった。

環境公団は報告書で地下水汚染の場合 「明確な原因子を糾明するのは難しい」と明らかにした。しかし、在米同胞アン・チヨン氏が去る24日に公開した米陸軍工兵団報告書には駐韓米軍が1989年キャンプ マーケットに毒性物質であるポリ塩化ビフェニール448ドラムを韓国の処理業者を通じて処理したことが明らかになっている。

イ・ジウン、ナム・ジョンヨン記者 jieuny@hani.co.kr

原文: 訳J.S