原文入力:2011-05-21午前07:43:23(575字)
チョン・ナムグ記者
日本、東京の大倉集古館の庭園に立てられていた利川五層石塔が去る3月11日の地震で一部損傷していたことが確認された。
20日現在、石塔周辺には鉄棒と天幕を利用して縦・横3mの広さで遮断幕が設置(左側)されていた。 石塔左側から見れば、4層屋蓋石とその上部が左に滑っていることが肉眼でも確認できた。集古館職員は「今回の地震で塔がよじれ安全のために遮断膜を設置した」と説明した。特に文化財を元の場所に戻す会事務総長のへムン僧侶が昨年4月に撮った写真(右側)とは別に、滑った屋蓋石下の塔身石も一端が落ちている姿が見えた。だが、これが今回の地震による損傷なのか、以前に破損したものかは確認できなかった。
この石塔は日帝治下時期に搬出されたもので、集古館を運営する大倉財団側は昨年、利川五層石塔還収推進委員会に「日本政府が同意する場合」石塔を戻すことができるという意向を明らかにした経緯がある。
東京/文・写真 チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr へムン僧侶提供写真
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/478974.html 訳J.S