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大韓河川学会 "栄州ダム建設 直ちに中断せよ" セミナーで砂浜き損など指摘

登録:2011-05-17 12:05
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/478312.html

原文入力:2011-05-17午前09:26:57(847字)

パク・ジュヒ記者

大韓河川学会が4大河川事業の一つである栄州ダム建設が真っ最中の慶北、栄州市でセミナーを開き‘栄州ダム工事の即刻中断’を要求した。
パク・チャングン関東大教授(土木工学科)は16日に開かれたセミナーで「2004年 当時建設交通部と韓国水資源公社の妥当性調査結果を見れば、慶北北部圏の水不足量は2011年に一日2万1400立方Mから2016年には2万8200立方Mへ、年間で1億30万立方Mの増加に留まるとなっている」として「総貯水量が1億8000万立方Mに及ぶこのダムの近隣、栄州、奉化、安東は日照り被害がなく水を確保しても使い道が不明であり、洪水調節機能も不要だ」と説明した。

パク教授は「予算を浪費し環境を傷つけるこの事業を一旦中止し、客観的な経済的・環境的精密評価をした後に継続推進可否を決めなければならない」として「ダム建設を即刻中止することがより利益になる」 と付け加えた。

オ・ギョンソプ韓国教員大教授は「我が国の河川の砂浜は水の収支不均衡の極小化と生態系および水質浄化に肯定的な役割をしており、人間生活と文化に深く関与している」とし「環境と文化、生活の質を重要と考える21世紀の観点で見れば世界の自然遺産」と明らかにした。

オ教授は「現政権が強行している4大河川事業でこれらの砂浜を頑としてなくすことは韓国人、世界人にとって胸がつまること」とし「乃城川(ネソンチョン)と洛東江(ナクトンガン)が出会う合流地点一帯の砂浜が最後の希望なのに、永住ダムが建設されれば上流からの砂の移動が遮断され、これまでも徐々に消える危険に直面するだろう」と指摘した。

パク・ジュヒ記者 hope@hani.co.kr

原文: 訳J.S