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中国、10ヶ月ぶりに金剛山観光 再開

登録:2011-05-12 07:52
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/477459.html

原文入力:2011-05-11午後08:24:35(1247字)
‘東方早報’報道…7月1日 観光団 初出発
現代が独占権持っていた内金剛側は含まれず

パク・ミンヒ記者

天安艦事件以後10ヶ月余りにわたり中断されていた中国人の北韓、金剛山観光が再開される。
金剛山観光が再開され、初めての中国人観光団が来る7月1日、北韓に向け出発すると旅行商品を売りだした上海 錦江旅行社を引用し上海地域の主要報道機関である<東方早報>が11日 報道した。天安艦事件で韓国、北韓間の緊張が高まるや中国の旅行担当国家機関である国家旅遊局は昨年下半期から中国内旅行会社らに金剛山観光商品を売らないよう指示し、中国人の金剛山観光が中断された。

7月1日から再び北韓を訪問する観光団は高麗航空チャーター機で直行で平壌に到着し、平壌-金剛山-開城コースと平壌-妙香山-開城コースなど2種類の旅行商品の内の一つを選択できる。費用は各々6260中国元(約103万ウォン)と5999中国元(約99万ウォン)であり、今年11月31日まで毎週火曜日と金曜日の2度出発する予定だ。

上海の錦江旅行社韓国部の謝建曉 経理は<東方早報>に「以前、金剛山観光地域は大部分が韓国観光客に開放され中国観光客は金剛山に行っても大部分が外側だけしか見れなかった」とし、今回 中国旅行客たちに初めて‘奥深い金剛山コース’が開放されると話した。錦江旅行社関係者は11日<ハンギョレ>との電話通話で「以前、韓国人が行った所を全て行くことができる」と明らかにした。

だが<ハンギョレ>が入手したこの旅行会社の平壌-金剛山-開城観光日程では、4泊5日の観光日程中、3日目午前に元山から金剛山に移動し‘九龍滝登山コース’を旅行した後、平壌に戻るとされている。九龍滝側は天安艦事件の余波で中国人金剛山観光が中断される以前にも中国人観光客が訪れていた場所だ。観光日程だけ見れば、北韓が内金剛など新しいコースを開放してはいないわけだ。

これと関連して北韓が先月、現代グループの金剛山観光独占権を取り消し‘朝鮮金剛山国際観光特区’を作り、独自運営すると発表した経緯があり、今回再開される中国の金剛山観光が現代グループの独占権を他の中国企業などに委任する信号弾ではないかという分析も出ている。

現代峨山高位関係者は「日程を見れば少しの間 時間をあけて金剛山に立ち寄って来る程度で、私たちの施設を利用することもないと見られる」として「北韓が金剛山観光を自分たちで運営したり第3者に委任するという先月の談話内容を本格的に施行する措置と解釈することは難しそうだ」と話した。

北京/パク・ミンヒ特派員、パク・ビョンス先任記者 minggu@hani.co.kr

原文: 訳J.S