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アジア人権団体の会 韓国人権委 跛行を調査

登録:2011-05-11 11:27
https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/477288.html

原文入力:2011-05-10午後09:30:43(963字)
調査団 "ヒョン・ビョンチョル独善運営・独立性後退など改善すべき"

イ・ムニョン記者

アシア国家人権機構NGOネットワーク(ANNI)調査団が韓国に来て、国家人権委員会の跛行状況を調査する。
ANNIはアジア地域14ヶ国19の人権団体で構成されたネットワーク組織体で、国家人権機構の責任性強化に焦点を合わせ活動している。ANNI調査団が国内に入国した理由はヒョン・ビョンチョル国家人権委員長が赴任した後に広がっている国家人権委の一連の跛行事態を調査するためだ。ヒョン委員長の就任以後、人権委は委員長の独善的組織運営により人権委独立性後退、常任委員らの集団辞退、労組幹部解雇などの事態を体験し絶え間ない論難に包まれてきた。

調査団として入国した人々は、プンキー インダルティ インドネシア人権監視事務総長とパルラシンハム スカンタクマル スリランカ‘法と社会信頼の経済的・社会的・文化的権利プログラム’代表だ。

彼らは11日から13日まで国家人権委の前・現職職員と人権委に人権侵害を陳情した人、および人権団体活動家らに会い国家人権委で起きた変化が人権委の独立性侵害にどのような影響を及ぼしたのかを調査する予定だ。

ミョン・スク人権運動サランバン活動家は 「‘後退措置不可’という人権の大原則は国家人権機構にも適用される」として「現在、韓国人権委の独立性後退は他の国々でも関心を持たざるを得ない重大な事案」と説明した。

ANNIの事務局団体であるフォーラム アジア(タイ バンコク所在)のパク・カユン東アジア コーディネーターは「アジア人権団体が国家人権委に絶えず改善を要求する手紙を送ったが、変化がなく現地調査を行うことになった」として「韓国国家人権委が人権機構として独立性を維持し本来の役割を果たしているか、人権委の後退が韓国の人権状況にどれほど否定的影響を及ぼしたかを調べた後、13日に記者会見を通じて結果を発表する」と明らかにした。

イ・ムニョン記者 moon0@hani.co.kr

原文: 訳J.S