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軍 情報関係者「農協のコンピュータ・ネットワーク麻痺事件、北の仕業 断定困難」

登録:2011-05-05 16:18
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/476459.html

原文入力:2011-05-04午後10:21:19(739字)

ソン・ヨンチョル記者

軍の情報分野高位関係者が4日、農協のコンピュータ・ネットワーク麻痺事件と関連して「北朝鮮軍部の仕業だと断定することは難しい」と話した。これは検察が前日「北朝鮮偵察総局の仕業」とした発表と相反するものだ。

軍情報当局の高位関係者はこの日ソウル大方洞(テバンドン)空軍会館で開かれたキム・クァンジン国防部長官と国会国防委員会出入り記者たちとの昼食懇談会で「北朝鮮が農協のコンピュータ・ネットワークをマヒさせることができると見るか」という記者の問いに、「答えられる位置にはいないが、北朝鮮の仕業だと断定するのは難しい」と言った。 検察は前日「農協のコンピュータ・ネットワーク麻痺事件は、2009年7・7 DDoS, 今年3・4DDoS(分散サービス拒否)攻撃をした集団と同一の集団が長期間緻密に準備して実行したもので、北朝鮮が関与した初めてのサイバーテロである」として北朝鮮偵察総局を犯人だと発表した。
これと関連して記者懇談会で発言をした軍情報分野高位関係者は<ハンギョレ>との通話で「別途の情報を持っていてそう言ったのではなく、北朝鮮軍部の仕業だという証拠はないではないかという原則的で一般的な話をしたものだ」と話した。 軍情報当局は「軍は検察と国家情報院の調査結果が正確だと判断しており、これを尊重する」と明らかにした。

ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr

原文: 訳A.K