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十字架にかけられた遺体 発見 聞慶の廃鉱山で…50代男性、茨の冠かぶったまま

登録:2011-05-04 09:46

原文入力:2011-05-04午前09:08:14(817字)

パク・ジュヒ記者

←十字架死体発見当時の状況

慶北、聞慶のある廃鉱山で50代男性が十字架に釘で打たれた状態の遺体で発見され警察が捜査に入った。
去る1日夕6時頃、慶北、聞慶市、篭岩面、宮基里のある廃鉱山でキム・某(58・慶南、昌原市)氏が亡くなっているのを養蜂業者チュ・某(53)氏が発見し警察に申告した。警察によれば、発見当時 キム氏は横180㎝、縦187㎝の角材で作られた十字架形の木枠にぶらさがり両手両足に大釘が打ち込まれていた。地面に埋められ、傾いて立っている十字架に打ち付けられたキム氏の遺体はイエスが十字架に架けられた時のように白の下着だけを身につけ頭には茨の冠をかぶっており、わき腹には刃物で刺された傷を負っていた。首は十字架に縄で縛られていた。

遺体の周辺にはテント、手と足を縛る順番と十字架を作る方法を書いた設計図面などA4用紙3枚、ハンドドリル、槌、刃物、鏡などが発見された。テントには亡くなったキム氏がしばらく生活した痕跡があったと警察は伝えた。

亡くなったキム氏はタクシー運転手として働き、夫人と離婚した後は一人で生活してきたと分かった。解剖検査の結果、キム氏の死因は首を括ったことによる窒息死と判明した。

←亡くなった男性が生活していたテントから発見された十字架製作関連図面。慶北地方警察庁提供

警察は「教会に熱心に通っていた」という周囲の人々の話を土台にキム氏が自ら命を絶ったのか、自殺ならば幇助した人の有無と他殺可能性などを全ての可能性を前提に正確な死亡経緯を捜査している。

大邱/パク・ジュヒ記者 hope@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/476275.html 訳J.S