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キムスクラブマート 引き受け 優先交渉者 選定…新世界イーマート、SSM市場進出本格化

登録:2011-05-03 11:06

原文入力:2011-05-03午前10:12:04(1605字)
全国54ヶ所 2千億ウォン台 提示
引き受けに成功すれば SSM 77ヶ ロッテ・ホームプラス・GSと4巴戦

キム・ウンヒョン記者

←主要SSM出店現況

イーマートがキムスクラブマートの引き受け優先交渉対象者に選ばれ、企業型スーパーマーケット(SSM)市場競争に再参入することになった。GSスーパーマーケットとロッテショッピング、ホームプラスの3巴戦で進行された競争も一層熱くなる展望だ。イーランドは「先月28日、本入札に参加した新世界、ロッテショッピング、ホームプラスなど3ヶ所の提案書を審査した結果、新世界を優先交渉者に選定した」と2日発表した。イーランドは「価格要因と雇用継承、今後の発展可能性、代金支払い能力などの条件を審査した結果、新世界を選定することになった」とし、今後 本実態調査を経て株式売買契約を締結する予定だと明らかにした。新世界イーマートは2000億ウォン台の引き受け価格を提示したと知られた。

関心は新世界の参入により国内SSM市場の構図が変わるかに集まっている。現在の国内SSM市場は200ヶ以上の店舗を出店しているロッテスーパーとホームプラスエクスプレス間の競争をGSスーパーマーケットが追いかける構図で進んできた。昨年11月までイーマート エブリデイ18店を出店したイーマートはSSMに対する世論が悪化するや新規出店を自制し事実上 事業から手を引いた状態だった。だが、イーマート側は売上伸張傾向が停滞状態に陥り、国外事業でも特別な実績をおさめられないとし最近になって脱出口としてホームショッピングやSSM引き受けを積極的に検討してきたことが分かった。

イーマート側は今回のキムスクラブマート引き受けを巡りSSM側事業拡張と映ることを敬遠する表情だ。イーマート関係者は「キムスクラブマートは平均売り場面積が660㎡以上で330㎡以下のイーマート エブリデイナや他のSSMよりはるかに大きく、事実上SSMとは呼びにくい規模」とし「商品構成も食品比率が80%以上のSSMとは異なりイーマートやイーマート メトロのように食品比率を50%程度に下げるだろう」と話した。2007年にイーマート光明店をイーマート メトロに切り替えた後、現時点で5ヶ店を運営中のイーマート メトロは660~2645㎡規模で、イーマートと商品構成および価格政策を同一に適用したいわゆる‘ミニ イーマート’だ。

だが、SSM業界1位のロッテスーパーもやはり平均売り場面積が760㎡であり2645㎡規模まで運営中だ。実際に昨年末‘大・中小企業共生協力促進法’(共生法)改正案の通過により伝統市場周辺での新規出店が難しくなるやロッテショッピングとホームプラスなど既存のSSM強者は全国に54店舗を持つSSM業界4位のキムスクラブマート引き受けを推進してきた。共生法改正案は新たに開店するSSMのみが該当し、営業中の売り場を取得すれば法的論難を避けることができるためだ。イーマートはキムスクラブマートの引き受けを通じ、エブリデイとメトロを合わせ計77ヶの中大型店舗を運営することになる。キムスクラブマートはイーランドが去る2005年にヘテ流通を取得したSSM事業部門であり、昨年売上2859億ウォンと営業利益20億ウォンを記録した。イーマート側は「キムスクラブマートをイーマート メトロに切り替え運営する方針の他には、新規出店や拡張など具体的に決まっていない」と明らかにした。

キム・ウンヒョン記者 dmsgud@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/476008.html 訳J.S