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ハンナラ指導部 怒声行き交い会議終了“総辞職”

登録:2011-04-28 13:03

原文入力:2011-04-28午前11:55:53(1426字)

ホ・ジェヒョン記者

←アン・サンス ハンナラ党代表(左側)とチョン・ドゥオン最高委員が27日午前、ソウル、汝矣島の党舎で開かれた最高委員会議で深刻な表情でナ・ギョンウォン最高委員の発言を聞いている。 ヤキ・キヒョン先任記者 khtak@hani.co.kr

ハンナラ党が4・27補欠選敗北により後暴風に包まれている。アン・サンス代表をはじめとするハンナラ党指導部が選挙結果に責任を負い28日、総退陣した。去る7・14補欠選以後、アン・サンス体制が始まり1年も経たずにアン・サンス号は沈没したわけだ。アン代表はこの日午前、ソウル、汝矣島の党舎で開かれた最高委員会議で「党指導部全員が責任を痛感し民心に則り党を刷新する」と話した。

ハンナラ党のこの日の最高委員会は喪家のようだった。午前9時18分頃、アン代表が重い表情で会議室に入ってき、他の最高委員たちの顔も重く沈んでいた。事前に党代表最高委員室で非公開で開かれた会議では怒声までが行き交った。党実務陣の目は毛細血管が充血し真っ赤だった。

今後、ハンナラ党は非常対策委員会体制に転換する。去る6.2地方選挙惨敗以後、18代国会になって2回目だ。だが、ハンナラ党が生存のために押し出せる明確な人物とカードが現時点ではいないのが実情だ。そのために一部では来年総選挙のためにパク・クネ前代表が非常対策委員長を引き受けなければならないという主張と次期院内代表が非常対策委員長を引き受けてはならないという話が同時に流れ出ている。

すでに民本21等の少壮派はこのまま行けば来年総選挙と大統領選挙で壊滅しかねないという不安感を持ち‘MB政権主流’が2線に退かなければならないという意見まで集約したと知られた。ホン・ジョンウク議員はこの日午前、自身のツイッターに「歌を上手に歌わなければならないのに、観客が少ないことを願っても良いのだろうか」と文を残し、事実上 党指導部に向けて苦言をしたためた。

ハンナラ党は今後、相当期間にわたり早期全党大会などを含め党の生存のための出口さがし戦略をたてるための苦悩が続くと見られる。

反面、民主党は昨日に続き今朝まで宴会場ムードが続いていた。この日の朝 開かれた議員総会で、民主党議員はソン・ハクキュ代表が議員総会場に入ってくるや座っていた議員が全員立ち上がり、拍手でソン代表の入城を歓迎した。議員はソン代表に冗談混じりの祝賀挨拶をして余裕ある姿を見せた。パク・チウォン院内代表はソン・ハクキュ代表に直接、国会議員当選バッジをつけてあげた。この姿を撮るためにカメラ記者たちが駆せ参じ‘ポーズを取って下さい’という要請に、パク院内代表とソン代表は数分間 手を取り合っていた。そばにいたパク・ソンスク議員は「お二人がそういう仲だったとは知りませんでした」とからかった。参加した議員はソン代表に花束を渡した。

ソン代表は「再補欠選挙勝利は党の勝利ではなく野党圏連帯の勝利であり国民の勝利だ」として「さらに低姿勢で国民に仕え政権交替を準備しよう」と話した。

ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/475353.html 訳J.S